【週末お天気コラム】冬型の気圧配置は緩むも日曜は前線の影響
気象予報士のふくぴーです。
今週末の天気について、天気図を使って見ていきます。
まずは2月3日(土)9時の地上予想天気図です。
冬型の気圧配置がゆるんで高気圧に覆われるため、2月3日(土)は東日本日本海側で雪の降る所がありますが、東日本は太平洋側を中心に晴天に恵まれるでしょう。
2月3日(土)9時の850hPa相当温位・風予想図を見ると、相当温位の線が混んでいて、冬と春の空気を分ける前線が中国大陸に解析できます。この前線が東に進んで、2月4日(日)には東・西日本に達するため、4日(日)の東日本は雲が広がるでしょう。また、2月4日(日)9時の850hPa気温予想図を見ると、850hPa(上空約1500m)で-6℃~0℃の寒気が東日本で予想されているため、日本海側だけでなく、太平洋側でも山沿いでは雪の降る所がありそうです。
なお、実際に出かける際は状況が変わっていることがありますので、最新の天気情報もチェックしてください。
気象庁 最新天気図(外部リンク)
気象庁 最新天気予報(外部リンク)
※本文中に登場する高層天気図は、気象庁の数値予報天気図(外部リンク)を編集・加工して作成しております。
(執筆:気象予報士 ふくぴー)