【週末お天気コラム】日曜日にかけて冬型の気圧配置に|登山口の駐車場情報、マイカー登山のことなら登山口ナビ

【週末お天気コラム】日曜日にかけて冬型の気圧配置に

   

気象予報士のふくぴーです。

2024年最初の登山口ナビでのお天気コラムです。今年もよろしくお願いします。
今週末の天気について、天気図を使って見ていきます。

まずは1月6日(土)9時の地上予想天気図です。

お天気コラム 2024年1月6日9時 地上予想天気図 【登山口ナビ】

北海道の東の海上に低気圧があり、北日本を中心に冬型の気圧配置となるでしょう。

お天気コラム 2024年1月6日9時 850hPa気温予想図 【登山口ナビ】

1月6日(土)9時の850hPa気温予想図では、平地で雪が降るレベルの850hPa(上空約1500m)で-6℃の寒気ラインが東北付近に、そして850hPaで0℃の寒気ラインが東・西日本付近に予想されています。1月6日(土)は東日本日本海側で雲が広がり、平地では雨、山沿いでは雪が降るでしょう。一方、東日本太平洋側は高気圧に覆われるため、晴天に恵まれそうです。

お天気コラム 2024年1月7日9時 地上予想天気図 【登山口ナビ】
お天気コラム 2024年1月7日9時 850hPa気温予想図 【登山口ナビ】

1月7日(日)9時の地上予想天気図を見ると、等圧線が縦じまとなり、冬型の気圧配置となることがわかります。1月7日(日)9時の850hPa気温予想図では、西回りで寒気が流れ込み、平地で雪が降るレベルの850hPaで-6℃の寒気ラインが西日本~北陸付近に南下することがわかります。このため、7日(日)の東日本日本海側は平地を含めて雪が降り、降雪量が多く、大雪となる所があるでしょう。東日本太平洋側は晴れ間が出ますが、雲の目立つ空模様となりそうです。

なお、実際に出かける際は状況が変わっていることがありますので、最新の天気情報もチェックしてください。

 気象庁 最新天気図(外部リンク)
 気象庁 最新天気予報(外部リンク)

※本文中に登場する高層天気図は、気象庁の数値予報天気図(外部リンク)を編集・加工して作成しております。

(執筆:気象予報士 ふくぴー)

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