蓼科温泉・小斉の湯（登山口の日帰り温泉情報）

2019/08/10 2019/08/14

蓼科高原の三室平に湧き出る源泉は長野県で唯一となるpH2.8～3.0の高温酸性泉です。泉質は酸性ナトリウム塩化物（含硫黄）硫酸塩温泉で、殺菌力に優れることから外傷や皮膚炎、筋肉痛や関節痛、慢性消火器病などに効能があるとされています。
標高1300m付近の温泉郷には蓼科温泉共同浴場や「親湯温泉」、蓼科グランドホテル「滝の湯」など日帰り入浴可能な立ち寄り湯が複数あり、中でも「小斉（こさい）の湯」は1905年創業の老舗旅館としても知られています（宿泊サービスは2014年に終了、現在は日帰り入浴のみ営業）。

小斉の湯には5つの源泉かけ流しの露天風呂と内風呂があり、山間に設けられた露天風呂はそれぞれ木の回廊で結ばれています。
内風呂“岩風呂”はシャワーなどアメニティが整った最も新しい浴場で、登山でかいた汗を流したい場合はこちらをまず利用するのがお薦めです（露天風呂にはシャワーがなく蛇口の数も限られます）。
5つの露天風呂は下部にある“岩間の湯”と“見晴らしの湯”が男性用、上部にある“仇討ちの湯”と“森林浴の湯”が女性用となっています。
中間には“貸切の湯”があり、受付時に通常料金＋800円で40分間占有することができます。
見晴らしの湯と仇討ちの湯、貸切の湯は天気がよければ南アルプスを湯船から眺めることができます。

なお、回廊は男女別に分かれていない他、森林浴の湯は冬季閉鎖となるのでご注意ください。

【営業時間】
●8時00分～20時00分

【定休日】
●年中無休

【料金】
●大人700円（子供400円）

【住所・アクセス】
●〒391-0301 長野県茅野市北山4035 （Googleマップ）
●電話：0266-67-2121

中央道の諏訪南もしくは諏訪インターチェンジより蓼科高原を目指し、ビーナスライン（県道192号線）沿いの東急リゾートタウン蓼科の入口から2.2kmほど進むと右手にある。