平標山/仙ノ倉山(松手山コース)登山口コースガイド
谷川連峰の西端に位置し花の百名山としても知られる平標山(1983.8m)と谷川連峰の最高峰となる仙ノ倉山(2026.3m)を、湯沢町の国道17号(三国街道)沿いにある平標山(元橋)登山口から松手山を経て登るポピュラーなコースガイドです。稜線上からの眺望が良く高山植物も豊富ですが、標高差は1000m以上あり登り甲斐もあるルートです。
【標準コースタイム:登り3時間10分 / 下り2時間15分(仙ノ倉山:登り+55分 / 下り+50分)】
群馬県側から関越道の月夜野インターチェンジより国道で三国峠を越えるか、新潟県側の湯沢インターチェンジより国道を苗場方面へ向かいます。
苗場スキー場の中心街より北へ2.5kmほどのところに登山者用の有料駐車場がありますが、シーズン中は人気が高く満車の場合は奥にある臨時駐車場へ誘導されることもあります。
駐車場トレイの奥より車道を左へ進むとすぐに登山口があります。
部分的に階段の整備された急な斜面を折り返しながら登ります。
一合目の標柱を過ぎ、やがて岩の露出する急登が続くようになります。
視界の開けた平場が二合目となり対峙する苗場スキー場側の山並みが見渡せます。
高圧線の鉄塔に向かって再び階段を交えた登りとなります。
三合目の標柱を過ぎるとロープや梯子の設置された急登となります。
登山口から1時間10分ほど、視界の開けた鉄塔の直下が四合目となります。
松手山に向かって再び登り坂が続きます。
五合目の標柱を過ぎるとやがて樹林帯を抜けて平標山の稜線が見渡せるようになります。
鉄塔から50分ほどで松手尾根コースと合流する六合目の松手山山頂です。
七合目(1677m)までは草原状のなだらかな稜線が続きます。
一ノ肩に向かって再び傾斜が急になり、八合目付近からは階段を折り返しながら登ります。
高山植物も多く見られるようになります。
稜線に出ると展望の良いなだらかな尾根道が続きます。
松手山から1時間10分ほどで平標山の山頂です。
仙ノ倉山までは尾瀬や越後山脈を左側に見ながら階段と木道が続きます。
平標山の東面のベンチ付近は初夏にチングルマやミヤマキンバイ、ハクサンコザクラなどの花畑となります。
なだらかなアップダウンが続きます。
手前の小ピークからはエビス大黒ノ頭の絶壁や左俣沢の谷筋を見渡せます。
小ピークを回り込むと正面になだらかな山容をした仙ノ倉山が見えてきます。
階段を登り返せば平標山から55分ほどで仙ノ倉山の山頂です。
山頂は360度の展望が広がり天気が良ければ南の方向に富士山も見ることができます。
◆平標山/仙ノ倉山(松手山コース)の登山口駐車場情報
平標山登山口
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