中ノ岳(十字峡~日向山)登山口コースガイド
2025/06/28
越後三山の一つ中ノ岳(2085.1m)を、十字峡登山センター前から日向山経由で登るコースガイドです。標高差が大きく急登が続きますが、特に五合目からは展望も開け山頂は360度のパノラマが広がります。
【標準コースタイム:登り5時間30分 / 下り4時間00分】

関越道の六日町インターチェンジより三国川ダム方面へ向かい、しゃくなげ湖の最奥部まで進むと十字峡登山センター前に駐車場と登山口があります。


取り付きは急登から始まります。
尾根に出てわずかに緩斜面を挟み再び急登が続きます。



左手に樹林の隙間から阿寺山の奥に続く五竜岳が見えるようになると一合目の標柱があります。


さらに登り進むと右手の樹林上から巻機山が見えるようになります。


左手が開けて阿寺山を大きく望むと長い鎖場を通過します。



続いて開けた露岩の鎖場を過ぎると登山口から1時間40分ほどで二合目(千本松原)です。
奥には五合目となる日向山が見えてきます。



再び樹林帯の登りとなりますが、展望が開ける場所も増えてきます。
傾斜が緩み前方に日向山を望む地点に三合目の標柱があります。



しばらく展望の開けた区間が続きます。
樹林帯に入りしばらく登ると四合目の標柱があります。




四合目を過ぎて尾根のやや左側を進みます。
急登を挟んで視界が再び開けると1時間35分ほどで五合目の日向山です。




前方には中ノ岳が大きく姿を現します。
登山道から少し外れた日向山の山頂にある雨量計測所は特に展望が開けています。






日向山からわずかに下ると池塘が連続します。
最後の池塘を過ぎた先に六合目の標柱があります。



灌木中心となり手前の小天上のピークを登り上げると五合目から50分ほどで七合目です。



遮るものがない見晴しの良い道が続きます。



傾斜が増してきたところで草陰に八合目の標柱があります。


稜線までは笹面の急登が続きます。
七合目から1時間10分ほど、丹後山との分岐点が九合目です。




東側の展望が一気に開け、荒沢岳や平ヶ岳の奥に会津駒ヶ岳や燧ヶ岳などの稜線を見渡すことができます。



中ノ岳方面へ進むと露岩の急登となります。


急登を越えると前方に山頂が見えてきます。
九合目から25分ほどで鳥居がある中ノ岳の狭い山頂です。




山頂も360度の大展望が広がり、北には越後駒ヶ岳も見ることができます。






山頂の北側には中ノ岳避難小屋があり、越後駒ヶ岳の山体をよく見渡すことができます。




(レポート:登山口ナビ 吉田 岳)
◆中ノ岳(十字峡~日向山)の登山口駐車場情報
十字峡登山センター
十字峡親水公園
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