守門岳(保久礼コース)登山口コースガイド
二百名山の一つで守門岳の最高峰となる袴岳(1537.2m)を、魚沼市と長岡市の県境となる保久礼登山口から大岳経由で登る最もポピュラーなコースガイドです。稜線上からの展望の良さに加えて青雲岳のニッコウキスゲをはじめ高山植物も豊富で、山麓はブナの原生林が広がり紅葉も美しいルートです。
【標準コースタイム:登り3時間30分 / 下り2時間55分】
関越道の小出インターチェンジよりJR只見線沿いに北上、上条駅で国道290号の栃尾方面へ左折して石峠トンネルの手前で県道へ右折して守門岳の案内板に従い二分林道を進みます。
駐車場にはトイレと更衣スペースが設けられています。
駐車場奥の未舗装路を5分ほど下った鞍部に水場と保久礼小屋があります。
小屋の前から登山道となり、小屋の手前には二分林道方面の分岐があります。
しばらく階段が連続し、樹林が開けたところからは保久礼の駐車場と長岡市街が覗きます。
傾斜が緩み階段が途切れると、保久礼小屋から40分ほどでキビタキ清水の水場が登山道のすぐ脇にあります。
キビタキ清水のすぐ先で登山道が分岐し、左に進むとキビタキ避難小屋があります。
右に進むと尾根筋の直登でわずかに短絡ですが、程なくして避難小屋からのルートと合流します。
えぐれた急登を通過すると第2展望台があり、日本海側を見晴らすことができます。
第2展望台を過ぎると間もなく灌木帯となり山頂方面の視界が開け、キビタキから50分ほどで不動平です。
天狗岩屋清水の分岐を経てひと登りすると、不動平から20分ほどで入塩川コースと合流する大岳の山頂です。
山頂標のすぐ先からは袴岳までの稜線を一望することができます。
青雲岳・袴岳に向けて急斜面を下ります。
鞍部より登り返しとなりますが、残雪期は谷側へ滑りやすい箇所もあります。
大岳から50分ほどで二口コースの分岐に至ります。
木道が断続する緩やかな稜線を進みます。
稜線上は季節によってカタクリやシラネアオイなど様々な花を見ることができます。
二口分岐から25分ほどで展望の良い青雲岳の山頂です。
袴岳との鞍部へわずかに下り、木道や階段を登り返すと青雲岳から20分ほどで袴岳の山頂です。
山頂からは尾瀬や越後三山など特に南側の眺望が開けています。
◆守門岳(保久礼コース)の登山口駐車場情報
保久礼
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