武甲山(表参道コース) 登山口コースガイド
2025/06/28
二百名山の一つで奥武蔵・秩父の主峰 武甲山(1304m)を、横瀬町側の登山口となる生川(うぶかわ)一の鳥居から山頂の御嶽神社まで表参道を登り、下りは南尾根のシラジクボを経て周回するコースガイドです。表参道は一の鳥居脇の壱丁目を起点に神社に至る五十二丁目までの標柱があり、採石場の真上にある山頂展望台は北側の展望が開けています。
【標準コースタイム:登り2時間20分 / 下り1時間55分】

国道299号線より生川入口の交差点を曲がり、石灰工場の間を通りぬけて二子林道を進むと一の鳥居の奥に駐車場があります。
2024年に200mほど手前に駐車場が整備されています。


表参道の登山口はトイレの奥に続く未舗装路を進みます。
すぐに沢の左岸へ橋で渡り、武甲茶屋跡地のカフェ(閉店)脇を通ります。



養殖池を過ぎると八丁目の標柱で右岸側の林道と合流します。
コンクリート舗装路の急坂を登っていくと十二丁目の先でシラジクボ方面の分岐、十四丁目を過ぎると登山道が分岐します。



橋のかかる沢を過ぎると不動滝の水場と十八丁目の標柱脇に小祠があります。



しばらくは植林帯の歩きやすい道を登ります。
登山道脇にはところどころに小さな祠などが祀られています。



三十一丁目の御神木を過ぎると、生川より1時間10分ほどで大杉の広場に出ます。
大木の横にはベンチが置かれ、休憩にはちょうどよい場所です。


折り返しながら登りると岩が転がるようになり、樹林越しに山頂の山肌が見えてきます。
四十七丁目の標柱の先で小さな祠の脇を過ぎ、山頂直下はややトラバース気味に進みます。



大杉から1時間ほどで神社前の広場に出ます。
広場にはトイレも設置されています。


広場を突っ切ると五十二丁目の石柱が立つ御嶽神社の御社があります。


山頂展望台は神社の右脇をわずかに登り、フェンス沿いに進むとあります。
神社の裏手には奥院などの小祠が並びます。



秩父の街並みを一望すると共に秩父山地の奥には谷川連峰や日光連山なども見ることができます。




シラジクボへは九十九折れの急坂を下ります。
眼前には小持山が聳えます。


山頂から40分程でシラジクボの分岐です。
持山寺跡方面へ等高線と並行するような道を進みます。


やがて並走する林道に合流し、再度登山道と分かれると持山寺跡への分岐があります。



再び林道と交錯し、杉林の登山道をしばらく下ると沢の右岸に出ます。
堰堤上の橋を渡って表参道に合流し、生川の駐車場へ戻ります。


(レポート:登山口ナビ 吉田 岳)
◆武甲山(表参道コース)の登山口駐車場情報
生川(うぶかわ)一の鳥居
武甲山登山口
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