八ヶ岳・唐沢鉱泉(登山口の日帰り温泉情報)
2019/08/14
八ヶ岳・天狗岳の登山口にあり、信玄の隠し湯の一つともされる標高1870mに位置する高所温泉宿「唐沢鉱泉」は、国内でも少ない二酸化炭素泉(炭酸泉)を源泉としています。
冬期休業期間以外は食事付きの宿泊の他(客室数23)、日帰り入浴や食堂で昼食をとることも可能です。
館内の奥にある八ヶ岳の巨石を組んでつくられた浴室には総古代杉造りの湯舟が2つ、中央には溜め桶、洗い場はヒバの床木が敷かれ、蛇口の数は限られるものの山奥としては快適な設備が整っています。
源泉は宿のすぐ近くにありますが、湯温が10度と低いためそれぞれの湯舟はぬるめと熱めのお湯に加温されています。いずれも入ると炭酸の小さな気泡が肌につき、ガスが体内に吸収されて血管を拡張することで血液の循環をよくする効果があり、湯あたりもしにくいとされます。
源泉は微かに硫黄臭がしますが温泉はほぼ無色無臭、ただし年に一回6月頃に数日間だけ乳白色に変化することがあるそうです。
【営業時間】
●10時00分~16時00分(日帰り入浴のみの場合)
【定休日】
●1月中旬~4月上旬(冬期休業)
【料金】
●大人700円(子供400円)
【住所・アクセス】
●〒391-0213 長野県茅野市豊平4733-1 (Googleマップ)
●電話:0266-76-2525
中央道の諏訪南もしくは諏訪インターチェンジよりフォレストカントリークラブ三井の森を目指し、別荘地を過ぎて未舗装路を4㎞ほど進む。
建物を出て左手に数十mほどのところにある源泉(奥に温泉神社の祠あり)
建物の裏手にはヒカリゴケの群生地
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唐沢鉱泉
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八ヶ岳・天狗岳(西尾根~黒百合平周回) 登山口コースガイド
八ヶ岳名湯の宿 唐沢鉱泉 公式ページ(外部リンク)
(日本秘湯を守る会)