【週末お天気コラム】4日の夜間は雪が舞う可能性も
新年明けましておめでとうございます。
気象予報士の福ちゃんです。
今年の元旦は関東南部沿岸は雲が多く初日の出もいま一つでしたが、新年最初の週末の天気について、1月5日(日)午前9時の500hPa高度・渦度予想図を使って見ていきます。
1月5日(日)は樺太の東に上空強い寒気を伴った低気圧の中心があり、1月1日と同様、西高東低の冬型の気圧配置となることが予想されます。
日本海側では平野部でも雪で吹雪となる状態が続き、まさに冬山の様相となりますが、太平洋側でも1月1日同様、伊豆半島沖で収束線(収束線については元旦のコラム参照)が発生し、関東南部沿岸では雲が多くなります。特に4日(土)の夜間に発達する見込みで、関東南部平野部でも一時的に雪が降る可能性があり、日帰り登山では大きな問題にならない見込みですが、宿泊を伴う場合は夜間に一時的に強まる雪に太平洋側でも注意が必要です。
なお、実際に出かける際は状況が変わっていることがありますので、最新の天気情報もチェックしてください。
気象庁 最新天気図(外部リンク)
気象庁 最新天気予報(外部リンク)
※本文中に登場する高層天気図は、気象庁の数値予報天気図(外部リンク)を編集・加工して作成しております。
(執筆:気象予報士 福ちゃん)