金時山(金時神社コース)登山口コースガイド
2023/02/08
箱根の外輪にあり三百名山の一つ金時山(1212.5m)を、南麓にある金時神社から登る最もポピュラーなコースガイドです。コース上には金時宿り石など金太郎の伝説に因んだ史跡もあり、足柄峠コースと並んでマイカー登山向けのルートです。
【標準コースタイム:登り1時間50分 / 下り1時間20分】
東名高速の御殿場インターを下りて国道138号線を箱根方面へ進み、乙女トンネルを抜けた少し先に金時神社の入口があります。
神社前の金時公園駐車場は台数が限られるため、満車の際は隣接する有料駐車場を利用します。
登山コースは駐車場のすぐ脇からスタートし、神社の右手を進みます。
奥ノ院へ続く杉林の登山道を進むと、左手に金太郎が手鞠代わりに遊んだという伝説が残る金時手鞠石があります。
車道(はこね金太郎ライン)を横断すると右手に分岐があり、すぐのところに金時神社奥の院の巨石が祀られています。
さらに急坂を登り進むと、金太郎が母の山姥と過ごしたという伝説が残る割れた巨石、金時宿り石がコース上にあります。
宿り石の裏から進路を東へ変えた後、道は徐々に険しくなりジグザグの登りとなります。
稜線の分岐に近づき視界が開けると、仙石原・大涌谷方面や乙女峠方面の稜線を見渡すことができます。
登山口から1時間10分ほど、見晴し台から程なくして稜線の分岐に出ます。
稜線上に出ると階段が続きます。
山頂手前で再び見晴らしが開けた後、最後は岩がちな急登が続きます。
分岐から40分ほどで金時山山頂です。
箱根側の展望が開け神山と大涌谷、芦ノ湖や外輪山、富士山の奥に南アルプスを見ることができます。
山頂には金太郎茶屋や金時小屋、公衆トイレ(有料)も設置されており登山者で賑わい、付近に住み着いている猫に出会えることもあります。
◆金時山(金時神社コース)の登山口駐車場情報
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