守屋山(杖突峠・赤井沢新道)登山口コースガイド
2023/10/26
伊那山地の北端に位置し花の百名山としても知られる守屋山(1650.3m)を、杖突峠から赤井沢新道で登る最もポピュラーなコースガイドです。手軽に登れる山ながら東峰と西峰それぞれの山頂が開け、南アルプスや北アルプス、八ヶ岳、諏訪湖などの眺望が広がります。
【標準コースタイム:登り1時間45分 / 下り1時間20分】
中央道の諏訪インターチェンジを降りて国道152号の高遠方面へ向かうと、杖突峠を過ぎたすぐ先の右手に広い駐車場があります。登山口は駐車場の奥にあります。
親切すぎるほどに案内板が掲げられた登山道を進みます。
用水路を渡ると急斜面となります。
勾配が緩むと左手から舗装路(一般車両通行止)が並走するようになります。
間もなく駐車場へ通じている未舗装林道につき当たります。
舗装路とも合流し、林道をわずかに下ると登山道が再び分岐します。
谷筋に沿ったトラバースの緩やかな道が続き、樹林の間からは守屋山の東峰が覗きます。
沢を木橋で渡ると林道(分杭平登山口)に出ます。
林道を挟んでベンチなどが整備された水吞場山荘の広場があります。
山荘の周辺には炊事場や山野草園、守屋山諏訪社の小さな祠があります。
登山道は広場の奥に続きます。
林道の終点広場の脇を経て平場を過ぎた後、すぐに胸突坂と呼ばれる急登区間となります。
短い鎖場を越えると程なく立石コースと合流します。
合流点からわずかで東峰の開けた山頂が見えてきます。
杖突峠から1時間25分ほどで東峰の山頂です。
山頂は特に北・東面が開けて北アルプスや霧ヶ峰、八ヶ岳、南アルプスの眺望が良く、樹林越しに中央アルプスなども見られます。
西峰へ向かうと山頂直下に守屋神社奥宮の祠があります。
すぐ先には里宮へ下る道が分岐しています。
わずかに下った後、鞍部から登り返すと中嶽のプレートがあります。
なだらかなアップダウンする稜線上には元気になる木(欅)、カモシカ岩、細石(さざれいし)などの案内板が続きます。
東峰から20分ほど、ラビット小屋と花畑の奥に西峰の山頂があります。
西峰の山頂にはベンチも設置され特に北側の展望が開けています。
◆守屋山(杖突峠・赤井沢新道)の登山口駐車場情報
杖突峠
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