大室山(日陰沢新道) 登山口コースガイド
2021/01/26
山梨百名山の一つでもある西丹沢の大室山(1587.4m)を、神ノ川ヒュッテのある日陰沢橋から日陰沢新道を経て県界尾根経由で登るコースガイドです。樹林帯の中の急登が続くコースですが山頂手前で檜洞丸や蛭ヶ岳の眺望もあり、犬越路コースと周回ルートをとることもできます。
※2019年の台風19号の影響で神ノ川林道が全面通行止のため日陰沢橋~犬越路の登山道も通行禁止
【標準コースタイム:登り3時間00分 / 下り1時間55分】
国道413号線(道志みち)の神奈川県と山梨県の県境付近より、うらたんざわ渓流釣場の案内板で神の川林道(神奈川県道73号線)へ進みます。日陰沢の神ノ川ヒュッテの有料駐車場か日陰沢橋手前のスペースに車を停めます。
日陰沢には公衆トイレも設置されていますが、冬期は閉鎖されています。
登山道入口は日陰沢橋を渡ってすぐのトイレ手前にあります。
奥に神ノ川ヒュッテ(冬季休業)があり、建物左手の道を進みます。
日陰沢沿いの作業道を進むとすぐにある新道の指導標に従い渡渉します。
橋などはないため増水時は注意が必要です。
対岸のガレ場の奥に登山道が続き(踏み跡不明瞭)、すぐにガレ場を横断します。
しばらくはガレ沢の右岸側の植林帯の急登を進みます。
九十九折れに切られた比較的整備された道が続きます。
左手に稜線が見えてくるようになり、階段を登るとカヤトが広がる開けた場所に出ます。
背後には蛭ヶ岳と檜洞丸のピークを見ることができます。
さらに登り進むと、日陰沢から2時間ほどで県界尾根の分岐に出ます。
広い尾根を登り進めていくと、急斜面東側の視界が開け丹沢主脈北側の稜線を見渡すことができます。
平場を挟んで笹面の登山道となり、崩落斜面の上部からそれぞれ左手に箱根方面や右手に都心方面の眺望が開けます。
最後は植生保護柵沿いに進むと県界尾根の分岐から1時間ほどで大室山の山頂です。
山頂からは道志村の大室指や久保吊橋方面、県界尾根・日陰沢新道への道が分岐しています。
山頂は見晴らしが利きませんが、5分ほど進んだところに加入道山との分岐点があり、南西側の開けたところからは檜洞丸の石棚山稜、箱根、富士山、加入道山の背後に南アルプスを見ることができます。
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