入笠山(沢入登山口~御所平峠)登山口コースガイド
南アルプスの北端に位置し山頂からの展望が良い入笠山(1955.4m)を、入笠林道のマイカー規制ゲートが設置される沢入登山口から登る手軽なコースガイドです。登山道は良く整備されており、花の宝庫でもある入笠湿原や大阿原湿原などと一緒に回ることもできる人気の山です。
【標準コースタイム:登り1時間30分 / 下り1時間00分】
富士見パノラマリゾートの南方から御所平峠へ通じる入笠林道は4月下旬から11月中旬までマイカー規制(8時~15時)が実施さるため、町道の終点となる沢入登山口の駐車場を利用します。
駐車場脇より階段も整備されたなだらかな登山道を進みます。
尾根に出て折り返しながら登ると、雨量計測所を過ぎてトラバース気味の道となります。
左手の沢筋との比高が縮まってくると法華道の分岐があります。
右の道を直進すると入笠湿原に直結します。
入笠山彦荘の前からわずかに林道を進むと左手に遊歩道が分岐します。
法華道の分岐を左に進んだ場合は沢を跨いで登り返したところで遊歩道に合流します。
林道と並走するように進むと登山口から1時間10分ほどで入笠林道と交差します。
入笠山の登山口は車道奥のマナスル山荘前の広場にあります。
通年営業(ウィンターシーズン準備期間を除く)のマナスル山荘ではランチ営業も行っています。
入笠山花畑の遊歩道から登山道に合流することも可能です。
花畑脇の急坂を登ると岩場コースと迂回コースが分岐します。
岩場コースは名前のとおり岩の多い急斜面を直登します。
最後に階段を登ると御所平峠から20分ほどで入笠山山頂です。
迂回路を進むと滑りやすい土の斜面を経て笹面をトラバース、大阿原湿原方面からのルートと合流して山頂に至ります。
広い山頂からは中央アルプスや諏訪湖の奥に北アルプス、八ヶ岳や奥秩父山塊、富士山などを見渡すことができます。
◆入笠山(沢入登山口~御所平峠)の登山口駐車場情報
沢入登山口
御所平峠
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詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
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