御座山(栗生コース) 登山口コースガイド
2019/02/22
奥秩父山塊の最北端に位置し二百名山の一つでもある御座山(おぐらさん/標高2112m)を、南側の栗生口から登るコースガイドです。岩稜の山頂からは目の前の八ヶ岳をはじめ大展望が楽しめます。
【標準コースタイム:登り2時間15分 / 下り1時間45分】
国道141号線(佐久甲州街道)の小海付近より南相木村へ向かい、おぐら山荘の脇から御座林道を進みます。
林道は後半の1.2㎞ほどが未舗装路となりますが、砂利敷きでよく整備されています。
登山コースは駐車スペースの奥より唐沢沿いに続いています。
ルートは次第に沢沿いを離れ、斜面をジグザグに進むようになります。
およそ50分ほどで不動の滝に至ります。
不動の滝のすぐ先では南側の展望が一部開け、南アルプスの山頂が垣間見えます。
コースは九十九折れの登りが続きます。
山頂まで500mの道標で岩壁を回りこむと一部鎖場のある急登になります。
鎖場を登ると見晴らしのよい岩場があり、金峰山の五丈石をはじめ奥秩父の山々を一望できます。
不動の滝から1時間5分ほど、程なく御岳神社の小さな祠があるピークになります。
ピークを過ぎるといよいよ御座山の岩稜が見えてきます。
南の鞍部(金山沢のコル)へはロープの張られた滑りやすい急坂を下ります。
避難小屋で北からの森コース・白岩コースと合流した先で岩稜の上部に出ると視界が一気に開けます。
御岳神社のピークから20分ほど、岩稜の奥部が御座山の山頂となります。
展望は奥秩父から富士山・南アルプス、目の前に八ヶ岳全山や美ヶ原、奥には北アルプスの峰々、谷川連峰や日光連山、西上州や両神山など雄大なパノラマが広がります。
◆御座山(栗生コース)の登山口駐車場情報
栗生口
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