日向山（矢立石～錦滝周回）登山口コースガイド
2023/08/06
南アルプス前衛の山の一つで白砂の山頂（雁ヶ原）から八ヶ岳の展望が良好な日向山（1659.6m）を、尾白川渓谷の上部の矢立石登山口から登り錦滝経由で下山するコースガイドです。矢立石からのハイキングコースは道も良く整備されており、ピストンであれば初心者やファミリーでも楽しめるルートです。
※錦滝方面は林道崩落のため通行止となっています。
【標準コースタイム：登り1時間30分 / 下り1時間10分】
尾白川渓谷へのアクセス道から分かれる尾白川林道を進むと、舗装路の終点に駐車スペースと登山口があります。
登山口より樹林帯の中の歩きやすい登り坂が続きます。
各所に10-1、10-2とコースの進み具合を示すプレートが取り付けられています。
10-4プレートを過ぎて笹丈が高くなり単調な登りが続きます。
登山道の一部がえぐれている箇所もあります。
傾斜が緩やかになり10-9のプレートと雨量計の前を過ぎると、右手に三角点ピークの分岐があります。登山口から1時間30分ほどで白砂の広がる雁ヶ原です。
右手には八ヶ岳を一望、左手は鞍掛山の背後に甲斐駒ヶ岳が聳えます。
正面には雨乞岳の稜線とサントリー白州蒸留所上流の渓谷が広がり秋は紅葉が見事です。
西面を少し下ると右手の露岩のピークに大明神碑があります。
急斜面を下ると鞍部で鞍掛山・日向八丁尾根方面と分岐します。
さらに砂の斜面を横断するように下ります。
樹林帯に入り右手からの沢筋を跨いで右岸の尾根筋へと進みます。
尾根上は急傾斜の区間が続き、一部にはロープも張られています。
滝の音が近くなると岩場に鉄階段があります。
鉄階段の直下は左側の岩の隙間からへつるように進みます。
最後に急坂を下りきると、山頂から40分ほどで落差25mの錦滝の前に出ます。
錦滝からは未舗装の荒れた尾白川林道を矢立石方面へと進みます。
林道を少し進むと大規模な崩落斜面があり、やや上巻くようにして横断します。
林道沿いの開けた場所からも甲斐駒ヶ岳の山容を見ることができます。
やがて車両通行止ゲートを通り、錦滝から30分ほどで駐車場に戻ります。
◆日向山（矢立石～錦滝周回）の登山口駐車場情報
矢立石
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