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今週末のお天気は?停滞する秋雨前線が影響する山域は?!

      2019/09/13

気象予報士の福ちゃんです。

8月最後の週末となりましたが、気になる今週末の天気について、まずは500hPa高度・渦度予想図を使って見ていきます。

8月31日(土)午後9時の予想図です。

2019年8月31日の500hPa高度・渦度図【登山口ナビ】

太平洋高気圧の勢力の目安である500hPa高度5,880mのラインは、今週末は関東南部をぎりぎり覆う程度の勢力となっていることがわかります。

また、気になる今週九州北部に大雨をもたらしている秋雨前線の動向ですが、前線の位置を見る指標となる850hPa相当温位の予想図を掲載します。

2019年8月31日の850hPa相当温位図【登山口ナビ】

夏の高温多湿の空気と秋の乾いた空気がせめぎあう、相当温位線の集中した領域が西日本~北アルプス~関東北部のラインで予想されており、この紫のラインが秋雨前線となるため、該当するエリアでは強い雨に注意が必要となります。
また、秋雨前線の南側では南西から850hPa相当温位345Kを超える高温多湿の空気が流入し続けるとみられ、特に南西に開けた斜面では湿った空気が斜面に沿って上昇しやすく、上昇気流が生まれて局地的に強く雨が降ることが予想されます。
太平洋高気圧に辛うじて覆われる関東南部でも、こうした南西に開けた山域では注意が必要です。

なお、実際に出かける際は状況が変わっていることがありますので、最新の天気情報もチェックしてください。

 気象庁 最新天気図(外部リンク)
 気象庁 最新天気予報(外部リンク)

※本文中に登場する高層天気図は、気象庁の数値予報天気図(外部リンク)を編集・加工して作成しております。

(執筆:気象予報士 福ちゃん)

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