蓼科山(女乃神茶屋/すずらん峠登山口) 登山口コースガイド
2024/05/03
八ヶ岳北端にあり広い山頂からの展望が雄大な蓼科山(2530.3m)を、ビーナスラインのすずらん峠(大石峠)手前にある女乃神茶屋前の登山口(1720m)から登るコースガイドです。駐車場が整備され登りやすいルートですが、岩の多い急登が山頂まで続きます。
【標準コースタイム:登り2時間30分 / 下り1時間40分】
蓼科高原よりビーナスラインを進むと北八ヶ岳ロープウェイの入口や女の神氷水の水汲み場を過ぎた先に
トイレの整備されたすずらん峠園地駐車場があります。
蓼科山の登山口は女乃神茶屋前のバス停脇にあります。
最初は笹原の平らな道が続き、やがて石が転がる斜面の登りとなります。
尾根筋に出て笹の斜面が終わると苔むした岩が転がるようになります。
急坂を登り進むと頭上が開けるようになり、標高2110m付近からは仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳など南アルプスの山々を見ることができます。
しばらく道はなだらかになり、登山口から1時間20分ほどで幸徳平と呼ばれる平場を通過します。
幸徳平の指導標を過ぎると再び岩の転がる急登が続くようになります。
開けたところからは南八ヶ岳も見渡せるようになり、途中の崩落地からは中央アルプスも見ることができます。
立ち枯れた樹林が目立つようになると森林限界を越えて山頂直下の岩場となります。
視界が開けて南八ヶ岳から北横岳まで一望することができます。
ポールを目印にトラバース気味に進むと前方に蓼科山頂ヒュッテが見えてきます。
幸徳平から1時間10分ほど、山頂標は左側に登ったところにあります。
溶岩に覆われた山頂は見渡す限り広く(西面~北面にかけては低いハイマツ)、中央には蓼科神社奥宮が祀られています。
案内板が欠損している展望盤は山頂西部にあり、南八ヶ岳全山や甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳などの南アルプス、中央アルプス、眼下に白樺湖や女神湖と霧ヶ峰・美ヶ原越しに北アルプス、さらに浅間山などを見渡すことができます。
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