甲武信ヶ岳(毛木平~千曲川源流遊歩道)登山口コースガイド
百名山の一つで山梨県・埼玉県・長野県にまたがる甲武信ヶ岳(2475m)を、長野県側の登山口となる千曲川源流域の毛木平駐車場から千曲川源流遊歩道経由で登るコースガイドです。山頂直下は急登となりますが、千曲川沿いに徐々に高度を上げていくため比較的歩きやすいルートです。
【標準コースタイム:登り3時間55分 / 下り3時間15分】
川上村の最奥部にある毛木平はアクセス路に未舗装区間があるもののトイレなどが整備された立派な駐車となっています。
駐車場奥の林道へ入るとすぐ脇に三峯山大権現の石仏があります。
白樺林のなだらかな林道を進むと十文字峠方面の分岐があります。
しばらくは一部を除き未舗装の林道歩きが続きます。
堰堤を過ぎると源流標まで4km地点となる大山祇神社があります。
神社を過ぎるとすぐに崩落跡を通過し、岩壁の脇を進みます。
続けて岩が散乱する開けた区間を過ぎると、作業道の路面が復活し高巻くように折り返します。
程なくして登山道はさらに高巻くように支沢沿いから斜面に取り付きます。
しばらく高巻き道を進むと再び作業道の路面に戻り、林道の終点広場を通過します。
登山道となり再び岩壁の直下を過ぎて沢沿いに出ると、駐車場から1時間40分ほどでナメ滝があります。
ナメ滝を過ぎてすぐの支流を跨ぐ木橋を渡ると、源流標まで2.1kmの表示があります。
1.8kmの表示を見て本流からやや離れますが、再び接近して苔石を流れる支沢を渡ります。
源流標まで1.45kmの表示を過ぎて岩の多い荒れた区間となり、木橋で右岸へ渡ります。
地形が険しくなり、沢を高巻くようにして進みます。
高巻きから沢沿いの道となり、源流標まで0.35kmの表示で再び左岸へ渡ります。
水流の細くなった沢沿いを登り詰めると、ナメ滝から1時間20分ほどで千曲川信濃川水源地標があります。
沢沿いを離れて急斜面に取り付くと30分ほどで稜線に出ます。
分岐からしばらくなだらかな斜面を進み、崩落斜面の脇に出ると山頂が甲武信ヶ岳の山頂が見えてきます。
最後は岩の多い急登となり、稜線分岐から25分ほどで甲武信ヶ岳の山頂です。
特に南~西側の展望が開け、富士山や国師ヶ岳・金峰山など奥秩父の主脈から三宝山の左側に御座山、八ヶ岳などを見ることができます。
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