雁ヶ腹摺山(大峠~シオジの森周回)登山口コースガイド
2021/07/05
秀麗富嶽十二景の一つで旧五百円紙幣の富士山の撮影地でもある雁ヶ腹摺山(1847m)を、真木小金沢林道の大峠から登り大樺ノ頭と小金沢シオジの森を周回するコースガイドです。標高1560mまで車で上がることができるため、少ない標高差で富士山の眺望と原生林を楽しむことができます。
【標準コースタイム:4時間25分(雁ヶ腹摺山往復のみ:登り1時間00分 / 下り40分)】
大月市街西部より県道510号線を進むと真木小金沢林道に接続、峠まで幅の広い走りやすい舗装路が続きます。大菩薩連嶺の黒岳の登山口でもあり、駐車場は狭いため路駐の車両が続くこともあります。
林道ゲート脇から登山道へ進むとすぐに御硯水の水場があります。
鎖のある急登箇所もありますが、トラバース気味に登山道は続きます。
進路を北よりに変えて指導標を過ぎると急登が続くようになります。
山頂に近づくと露岩の上から富士山や大峠を挟んで反対側の黒岳を一望することができます。
城壁のような岩の脇を過ぎるとすぐに雁ヶ腹摺山山頂直下に出ます。
大峠から1時間ほどで雁ヶ腹摺山の山頂です。
山頂は樹林の中ですが、五百円札撮影地の案内板があり富士山方向のみ展望が開かれています。
雁ヶ腹摺山から大樺ノ頭方面は踏み跡がやや薄くなりますが、テープなどの目印が各所にあります。カラマツ林の急坂を下ります。
ロープが設置された階段を下りきるとしばらくなだらかなアップダウンが続きます。
指導標を過ぎると雁ヶ腹摺山から40分ほどで大樺ノ頭です。
楢ノ木尾根方面との道を分けてシオジの森方面へ下ります。
平坦地を経てカラマツ林脇から再び下ると、大樺ノ頭から35分ほどでお弁当広場と呼ばれる分岐に出ます。
大峠方面の近道となるトラバース路とシオジの森駐車場へ向かう階段の道が分岐します。
折り返しながら下ると25分ほどで真木小金沢林道のシオジの森駐車場との分岐があります。
分岐からわずかに下ると林道に出ることができるためエスケープとして利用できます。
分岐から沢沿いを登り進むと、3回ほど右岸コース・左岸コースが分岐しますが、いずれもすぐに合流するため大差はありません。
最終的には右岸側を進むと35分ほどでトラバース路と合流します。
(お弁当広場からトラバース路を経た場合は15分ほど)
しばらくアップダウンのあるトラバースの道が続きます。
谷筋の沢を幾度か跨ぎながら進むと、1時間10分ほどで林道ゲートのすぐ先付近に出ます。
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◆雁ヶ腹摺山(大峠~シオジの森周回)のガイドも承っています。
詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
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