畔ヶ丸(西丹沢ビジターセンター~本棚) 登山口コースガイド
2022/05/15
西丹沢の畔ヶ丸(1601m)を、西丹沢ビジターセンターを起点に西沢沿いから善六ノタワを経て登るポピュラーなコースガイドです。西沢の支流には落差40mの下棚(しもだな/しもんたな)と丹沢三滝で落差60mの本棚の滝巡りも楽しむことができます。
【標準コースタイム:登り3時間00分 / 下り2時間15分(下棚・本棚の往復は除く)】
丹沢湖の奥部にある西丹沢ビジターセンター(旧自然教室)までは走りやすい県道が続いています。
畔ヶ丸の登山口はビジターセンターの脇から西丹沢公園橋を渡ります。
西沢沿いに進むとすぐに巨大な堰堤があり、向かって左側の階段で越えます。
堰堤の上部で木橋で左岸へ渡ります。
続いてコンクリート舗装の跡が残る堰堤の右脇を進みます。
沢沿いを縫うように4回ほど木橋で左右へ渡り、再び堰堤の右脇を階段で越えます。
小さな滝の前で右岸へ渡り、再び左岸へ渡ると補助の鎖が設置された高巻きを通過します。
ベンチの設置された対岸へ渡ると西丹沢ビジターセンターから40分ほどで権現山の分岐点です。
植生保護柵沿いに進むとすぐに下棚の分岐があります。
下棚沢を進むとすぐ奥に落差40mの下棚の滝があります。
分岐へ戻り本流を木橋で渡渉しながら進むと、続いては本棚の分岐があります。
本棚沢沿いを進むと5分ほどで右側に涸棚の滝、左側に丹沢三滝の一つで落差60mの本棚の滝が並びます。
本棚の直下へは左岸側から進めますが、滑りやすい箇所もあるため注意が必要です。
分岐まで戻り沢筋を進むと石積みの堰堤の奥で登山道は沢から離れて尾根へと登り上げていきます。
尾根筋は急登続きとなりますが、途中の九十九折れの区間の先にベンチが設置されています。
傾斜が緩やかになり、下りに転じた先で崩壊が進む涸れ沢を横断します。
特徴的な砂利状の登山道を進むと崩落地を迂回する梯子を利用して沢筋へ下ります。
沢の分岐からさらに階段が断続的にある尾根道を進んでいきます。
権現山の分岐から1時間20分ほど、沢の源頭を越えると両側が深い谷筋となる善六ノタワです。
すぐ先にはベンチも設置されています。
ベンチのすぐ先で階段の設置されたキレットを渡ります。
1148mのピークに向かって登り進むと木間からは権現山が覗きます。
緩いアップダウンから1148mピークを越えると奥に畔ヶ丸の山容が見えてきます。
断続的に階段の登山道を進むと善六ノタワから1時間ほどで白石峠の記念碑がある畔ヶ丸の山頂です。
山頂は馬酔木などの樹林に囲まれ眺望はありません。
山頂から100mほど先には畔ヶ丸避難小屋があります。
◆畔ヶ丸(西丹沢ビジターセンター~下棚・本棚)の登山口駐車場情報
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