鬼ヶ岳（大石峠～節刀ヶ岳）登山口コースガイド
西湖の目の前にある鬼ヶ岳（1738m）を、若彦トンネルの脇にある大石峠入口から大石峠経由で節刀ヶ岳を縦走するコースガイドです。大石峠へ登る若彦路街道古道は歩きやすいうえ稜線上のアップダウンも比較的少なく、淵坂峠～毛無山～十二ヶ岳コースと周回することも可能です。
【標準コースタイム：登り3時間45分 / 下り2時間45分】
河口湖から若彦トンネルへ向かう途中で大石ペンション村へ向かう脇道へ入り、県道沿いを進むと舗装路の終点に駐車スペースがあります。
林道を10分ほど進むと淵坂峠方面の登山道が左手に分岐、そのすぐ先の分岐を右へ進みます。
荒れた車道を登るとすぐ右手に登山道が分岐します。
巨大な堰堤の左脇を過ぎた後、進路を西寄りへと変えます。
60曲がりの案内板を過ぎて道脇には大石坂の名のとおり大きな石が見られるようになります。
さらに登り進むと大石坂湧水の水汲み場があります。
植林帯を抜けて2つ目の60曲がりの案内板があり、峠までさらに20回ほど折り返しながら登り上げていきます。
登山口から1時間30分ほどで中藤山・黒岳方面との分岐となる大石峠です。
開けた峠は富士山側の展望が開けています。
大石峠からひと登りすると35分ほどで金堀山のプレートが掲げられたピークを通過します。
金堀山を過ぎた先の崩落地上部からは河口湖方面の展望が開けます。
なだらかなアップダウンが続き、金堀山から40分ほどで節刀ヶ岳の分岐があります。
分岐から岩の露出した急坂を登ると5分ほどで節刀ヶ岳の山頂です。
山頂は富士山側のみ樹林が開かれますが、山頂手前は南側が開けています。
節刀ヶ岳の分岐から緩やかに下った後、わずかに登り返すと10分ほどで金山の山頂です。
金山からはなだらかな稜線が続き、やがて鬼ヶ岳の山頂にある特徴的な岩も見えてきます。
金山から30分ほどで鬼ヶ岳の山頂です。
岩の突き出た山頂からは先ほどの雪頭ヶ岳と富士山や南アルプスの他、北側の展望も広がり八ヶ岳や大菩薩などの山も見渡せるようになります。
◆鬼ヶ岳（淵坂峠～毛無山～十二ヶ岳）の登山口駐車場情報
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