瑞牆山（カンマンボロン/パノラマルート）登山口コースガイド
2023/11/08
日本百名山の一つ奥秩父山塊の瑞牆山（2230.4m）を、みずがき自然公園へ通じるみずがき林道沿いから大ヤスリ岩へ登り上げるバリエーションルートのコースガイドです。コースは不明瞭な箇所もあり中級者以上向けですが、途中には梵字が彫られたように見えるカンマンボロンと呼ばれる岩などもあります。
【標準コースタイム：登り2時間20分 / 下り2時間10分（富士見平経由）】
本谷釜瀬林道から分岐するみずがき林道を進むと天鳥川（釜瀬川）を渡った先に駐車スペースがあります。
駐車スペースの前に富士見平方面の登山口があります。
富士見平方面のコースを右手に見送り複数の道が交錯する植林エリアを奥へ向かうと、天鳥川の上部を並走する踏み跡があります。
しばらく進むと沢から離れて斜面を登るようになり、沢筋を跨ぎます。
左岸側の急斜面を登り岩壁基部に出ると右へトラバースするように進みます。
カンマンボロンは、金属プレートの指導標のすぐ先で案内板を目印に登山道から外れて岩壁直下の斜面を登り、左側の狭い岩石を潜り抜けた先にあります。
本道に戻りしばらくトラバースが続きます。
シャクナゲの群生を過ぎて岩峰の合間の谷筋を登るようになります。
残置ロープのある急な岩場が続きます。
岩場を越えると再び金属プレートの道標があり、わずかに登ると右側の岩峰基部に出ます。
岩峰の合間から富士山を見ることができます。
基部から左手に進むと右側に急峻な沢筋を見てシャクナゲの群生する斜面を登ります。
大ヤスリ岩の岩峰基部にテラスがあり八ヶ岳を見ることができます。
樹林の合間から金峰山を右手に見ながら大ヤスリ岩を回り込むように進むと、登山口から2時間ほどで富士見平からのルートに合流します。
岩の右手をさらに登りつめていきます。
15分ほどで不動滝からのルートと合流します。
分岐から山頂に向かうとすぐに滑りやすい鎖場があります。
分岐から5分ほど、最後に短い梯子を登ると岩稜上の開けた山頂です。
小川山から金峰山などの奥秩父の山々、富士山や眼下の大ヤスリ岩の奥に南アルプス、八ヶ岳などが一望できます。
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◆登山口ナビでは、瑞牆山（富士見平口）のガイドも承っています。
詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
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