高尾山(稲荷山コース)・景信山 登山口コースガイド
2024/04/06
東海自然歩道の起点でもある高尾山(599m)を高尾山口から最も登山道らしい稲荷山コースで登り、景信山(727.1m)まで縦走するコースガイドです。沢沿いのコースから城山までの稜線は四季折々の花や植物が楽しめ、景信山の山頂では都心方面や高尾山の稜線の展望が開けています。
【標準コースタイム:登り3時間40分 / 下り3時間15分】
京王高尾山口駅前からもみじ通りを進みケーブルカーの清滝駅へ向かいます。
清滝駅の左脇に稲荷山コースの登山口があります。
階段の登山道を進むとすぐに稲荷神社の脇を通過します。
階段の登りが続いた後、平坦路を挟みながらアップダウンが続きます。
50分ほどで稲荷山のピークを通過します。
稲荷山には展望台が設けられ、樹林越しに都心方面を覗きます。
しばらくなだらかな登りが続き、6号路方面の分岐を通過します。
分岐を過ぎると木道が続き、5号路と交差します。
急な階段を登り上げると稲荷山から50分ほどで高尾山山頂直下の大見晴台に出ます。
大見晴台のすぐ先が高尾山の山頂です。
山頂から縦走路に向かって石畳の階段を下ります。
鞍部には5号路やもみじ台の巻き道の分岐があります。
緩やかな階段を登ると富士山を眺められるベンチの設置されたもみじ台(紅葉台)です。
公衆トイレを過ぎると長い下り階段となります。
鞍部まで下ると巻き道と合流します。
大垂水峠方面の分岐を過ぎて、再び長い階段の登りとなります。
送電線の鉄塔脇を過ぎてさらにひと登りすると一丁平です。
一丁平の奥で展望台デッキと巻き道が分岐します。
大きな東屋が併設された展望台デッキからもまた富士山を見ることができます。
展望台デッキから下り巻き道と合流すると城山に向けて登りの階段が続きます。
途中で日陰沢林道方面の道が右手に分岐します。
大垂水峠方面からの登山道と合流してわずかに登ると、高尾山山頂から1時間10分ほどで小仏城山の山頂です。
城山茶屋と春美茶屋が並ぶ山頂は東側の展望が開ける他、西側の広場から富士山も見ることができます。
無線中継所の脇から縦走路を進むと急坂を下ります。
傾斜が緩んだところでベンチの設置された平場があります。
さらに階段を下ると城山から30分ほどで茶屋跡や明治天皇聖跡碑がある小仏峠です。
すぐ先で旧甲州街道が右手に分岐します。
峠から急坂を登り、緩斜面を経て毛景信山手前のピークを回り込むように進みます。
最後の鞍部を過ぎて東側の開けた伐採地を過ぎると、景信山の山頂に向けて急登となります。
小仏峠から40分ほどで景信山の山頂です。
山頂標はかげ信小屋の右奥にあります。
山頂は都心方面の展望が大きく開けている他、茶屋跡前からは高尾山の稜線を一望し、小屋前からは樹林の隙間から富士山を見ることができます。
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