金時山(夕日の滝・足柄峠)登山口コースガイド
2023/03/30
箱根の外輪にあり三百名山の一つ金時山(1212.5m)を、夕日の滝から猪鼻砦へ向かう金太郎ハイキングコースで登り足柄峠からの県道終点経由で下るコースガイドです。山頂直下は階段なども設置された急斜面が続きますが、登りきれば箱根の山並みや富士山を見晴らすことができます。
【標準コースタイム:登り2時間10分 / 下り1時間50分】
南足柄市の中心街から足柄峠方面へ向かい、旧道の地蔵堂から夕日の滝へ進みます。
地蔵堂と夕日の滝手前の長者橋付近にも駐車場があります。
車道の終点で夕日の滝へ向かう遊歩道と金時山方面の登山道が分岐します。
樹林帯の中を進み滝を大きく高巻きます。
しばらくすると沢沿いに出て東屋の脇を通過します。
登山口から20分ほどで東屋の先の植林帯の斜面に取り付く手前が分岐点となります。
沢を渡渉します。
渡渉すると沢沿いをやや高巻くように登山道は続きます。
支沢を丸太橋で跨ぎ、沢沿いの崩落地を避けて左岸へ渡ります。
再び右岸へ渡渉し、荒れた支沢を跨いだ先で沢沿いから離れて尾根へ取り付きます。
尾根に出ると程なく植林帯から落葉樹林帯となります。
笹原の斜面となり左手の視界が開けると金時山を見ることができます。
ハコネダケに囲まれた斜面をわずかに登ると分岐から1時間10分ほどで猪鼻砦です。
樹林が開かれ富士山を見ることができます。
金時山を目の前に未舗装の林道を緩やかに下ります。
林道終点にある荷揚げ用索道の小屋脇から再び登山道となります。
階段を進むとすぐに足柄駅方面からの登山道と合流し、猪鼻神社の鳥居をくぐります。
梯子などが連なる急登となります。
崩落斜面の左側を迂回するように急な尾根を直登します。
崩落斜面を越えてからも随所に鉄階段が設置された急斜面が続きます。
猪鼻砦から40分ほどで金時山山頂の茶屋裏に出ます。
箱根側の展望が開け神山と大涌谷、芦ノ湖や外輪山、富士山の奥に南アルプスを見ることができます。
山頂には金太郎茶屋や金時小屋、公衆トイレ(有料)も設置されており登山者で賑わい、付近に住み着いている猫に出会えることもあります。
猪鼻砦へ戻り林道をさらに20分ほど下るとゲートがあります。
ゲートからわずかに進むと右手に夕日の滝へ下る登山道が分岐します。
落葉樹林帯から植林帯に入り、沢に向かって急斜面を下ります。
沢沿いに出て左岸へ渡り、植林帯をわずかに高巻くと40分ほどで金太郎ハイキングコースの分岐に戻ります。
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地蔵堂
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詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
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