鷹ノ巣山（浅間尾根）登山口コースガイド
2021/07/20
奥多摩湖の北側にあり南面の展望がよい鷹ノ巣山（1736.6m）を、奥多摩最奥部の奥集落へ通じる奥沢林道の登山口を起点に浅間尾根で登るコースガイドです。尾根上は展望があまりないものの上部は紅葉が見事で、鷹ノ巣山の最短登山ルートになります。
【標準コースタイム：登り2時間30分 / 下り1時間50分】
奥多摩湖畔西部の峰谷橋より峰谷へ向かい、さらに奥集落へと狭い道を進みます。
奥集落の上部で林道は未舗装（→2020年に舗装完了）となり、途中に鷹ノ巣山の登山口があります。
登山道へ入ってすぐに分岐する右手の小径へ入ります。
わずかに開けた土地の上部を通ると植林主体の樹林帯の道となります。
尾根筋に出ると浅間神社の鳥居があり、奥の二つ目の鳥居をくぐり本堂の脇を進みます。
九十九折れに切られた植林帯の中の登り坂が続きます。
カラマツが見られるようになると、左側には落葉樹も見られるようになります。
植林帯が終わり傾斜が緩やかになると、ネットに囲まれた椎茸の栽培地が続きます。
さらに登り進むと小ピークを越えて前方に石尾根の稜線が樹林越しに見えるようになり、左手には日陰名栗山も見えてきます。
尾根筋から外れて左へトラバースするとすぐに水場があります。
登山口から2時間ほど、水場からわずかに登ると稜線上の鷹ノ巣山避難小屋です。
小屋脇にはベンチとトイレが設置されています。
進路を東へ変えて石尾根の稜線を進むとすぐに巻き道の分岐があります。
開放的な稜線を進むと登ってきた浅間尾根や雲取山を見ることができます。
避難小屋の分岐から30分ほどで鷹ノ巣山の山頂です。
南側の展望がよく三頭山や大菩薩連嶺と背後には富士山や南アルプスの展望が広がり、南東には石尾根の奥に御前山や大岳山、八王子市街も見渡すこともできます。
◆鷹ノ巣山（浅間尾根）の登山口駐車場情報
奥沢林道口
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