富士見山（平須口ルート）登山口コースガイド
2024/05/20
南アルプス前衛にあり南アルプス巨摩自然公園の南端部にある富士見山（1640m）を、みのぶ自然の里上部にある平須登山口から登るコースガイドです。山頂はダイヤモンド富士のスポットにもなっており、山頂手前の小ピーク（展望台）からは樹林越しに南アルプスの主稜線も見ることができます。
【標準コースタイム：登り3時間10分 / 下り2時間15分】
国道52号沿いの身延町役場付近から寺沢川沿いの道へ入り、みのぶ自然の里方面の分岐を過ぎて富士見山林道を進むと登山口の直前に駐車場があります。大型車が利用予定の場合は奥の炭焼き小屋前のスペースを利用します。
林道に面した登山口から植林帯の掘割状の道を進みます。
登山口（標高700m）から標高50mおきに標識が立てられています。
なだらかな尾根に出ると登山道は尾根筋の左側に進みます。
岩の転がる急斜面を過ぎて廃屋跡のある平場に出ます。
植林帯の急な斜面を折り返しながら登ります。
標高900m、950mの案内板を立て続けに過ぎると、念力大国神の鳥居脇を通ります。
標高1000m付近の緩斜面から傾斜が増してくると右手に大きな崩落地をかすめます。
崩落地上部からは奥秩父山塊が見ることができます
標高1100mを過ぎて植林帯を抜けると尾根沿いに進みます。
程なくして尾根筋を離れ、がれた斜面をトラバースするように進みます。
標高1200m付近から再び尾根筋の急登区間となります。
折り返しながら登っていくとやがて樹林越しに稜線が見えてきます。
標高1400mを過ぎて傾斜が緩やかになり、大ガレの上部を通過します。
登山口から2時間30分ほどで標高1600mの案内板のある稜線に出て登山道は左に折れます。
右手奥には念力大国神の奥宮があります。
すぐに稜線の登山道と合流します。
分岐の先には樹林が切り開かれて富士山を見ることができるベンチがあります。
わずかに鞍部へ下り、登り返すと10分ほどで富士見山展望台のピーク（標高1630m）です。
樹林越しに富士山が見える他、反対側の露岩上からは南アルプスを見ることができます。
展望台から小さなピークを2つ越えると、20分ほどで富士見山の山頂です。
山頂は樹林帯にありますが、富士山側は切り開かれています。
◆富士見山（平須口ルート）の登山口駐車場情報
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