富士見山（堂平口ルート）登山口コースガイド
南アルプス前衛にあり南アルプス巨摩自然公園の南端部にある富士見山（1640m）を、みのぶ自然の里に程近い堂平登山口から登るコースガイドです。山頂はダイヤモンド富士のスポットにもなっており、山頂手前の小ピーク（展望台）からは樹林越しに南アルプスの主稜線も見ることができます。
【標準コースタイム：登り3時間15分 / 下り2時間20分】
国道52号沿いの身延町役場付近から寺沢川沿いの道へ入り、みのぶ自然の里方面の分岐を過ぎて富士見山林道を進むと平須登山口の直前に駐車場があります。大型車が利用予定の場合は奥の炭焼き小屋前のスペースを利用します。
林道を500mほど戻り変形十字路で甲斐やすらぎの宮へ左折します。
宗教施設のすぐ脇に登山口があります。
植林帯の急斜面を進むとすぐに水道施設脇を通過します。
登山道は標高50mおきに標識が立てられています。
炭焼跡を過ぎ樹林帯の斜面を折り返しながら登ります。
標高1100m地点には作業小屋があります。
標高1150mの標識を過ぎて北側の尾根へロープの張られた斜面をトラバースします。
標高1300m付近の平坦地を経て、1381mの小ピークを越えると樹林越しに稜線が見えてきます。
鞍部を過ぎるとすぐに富士川町側へ下る王下山道の分岐があります。
進路を西寄りに変えて急斜面を横断するようにを登り上げていきます。
標高1500mを過ぎると植林帯を抜けて落葉樹林帯となります。
やがて御殿山方面の分岐となる稜線の鞍部に至ります。
富士見山に向けてなだらかな斜面を進みます。
登山口から2時間30分ほどで平須口ルートと合流します。
分岐の先には樹林が切り開かれて富士山を見ることができるベンチがあります。
わずかに鞍部へ下り、登り返すと10分ほどで富士見山展望台のピーク（標高1630m）です。
樹林越しに富士山が見える他、反対側の露岩上からは南アルプスを見ることができます。
展望台から小さなピークを2つ越えると、20分ほどで富士見山の山頂です。
山頂は樹林帯にありますが、富士山側は切り開かれています。
◆富士見山（堂平口ルート）の登山口駐車場情報
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