御坂黒岳(新御坂トンネル南口)登山口コースガイド
2021/11/25
御坂山地最高峰の黒岳(1792.7m)を、国道137号線の御坂みち・天下茶屋への分岐にある新御坂トンネル南口から板取沢沿いを経て南尾根、もしくは旧御坂峠から登るコースガイドです。山頂南側の展望スポットからは河口湖を眼下に富士山の大パノラマが広がります。
【標準コースタイム:登り2時間25分 / 下り1時間45分】
国道137号線の河口湖側の新御坂トンネル入口直前で旧道(御坂みち)へ右折すると右手に駐車スペースがあります。
登山道はすぐ目の前から続いており、板取沢沿いのコースは奥の案内板より左へ進みます。
ところどころ階段が整備された板取沢沿いの道をしばらく進みます。
登山口より50分ほどで右岸側より斜面に取りつき、九十九折れの道を登ります。
尾根筋に出て振り返れば木々の隙間から三ツ峠山も見えています。
沢沿いを離れてから30分ほどで広瀬からの登山道と合流します。
分岐の標識が目立たないため、下りの場合は通り過ぎないようご注意ください。
分岐を過ぎてすぐに急登となりますが、10分ほどで見晴らしの開けた場所に出ます。
富士山を正面に、右手には御坂山地や天子山地の山々がよく見渡せます。
その後もロープの張られた急登が続きます。
先ほどの展望台から2つの小ピークを越えたところで道を外れると、一段と見晴らしが広がり山中湖や箱根の山々、三ツ峠山も見えてきます。
山頂直下の急登を登れば、河口湖を見渡せる展望台があります。
晴れていれば右手には南アルプスの稜線も見ることができます。
分岐から1時間ほど、最後の展望台からは200mほどなだらかに登ると黒岳の山頂です。
山頂は広さはあるものの樹林に囲まれ眺望はありません。
<旧御坂峠から黒岳へのルート>
【標準コースタイム:登り2時間30分 / 下り1時間30分】
登山口の案内板を直進し、峠道文化の森入口の標柱を過ぎて旧道を進みます。
旧道だけあり荷車が通れるようななだらかで歩きやすい道が最後まで続きます。
ところどころで富士山が木々の隙間から見えています。
登山口から1時間30分ほど、左手に地蔵が見えたら旧御坂峠はすぐです。
峠には休業して久しい御坂茶屋の建物が残っています。
御坂天神の祠の脇を通り、黒岳へはしばらくなだらかな登りが続きます。
黒岳の左手に富士山を見ながら最後にひと登りすると、峠から1時間ほどで右手から日向坂峠のコースと合流してすぐが山頂です。
◆御坂黒岳(新御坂トンネル南口)の登山口駐車場情報
新御坂トンネル河口湖口
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詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
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