茅ヶ岳（金ヶ岳～千本桜公園） 登山口コースガイド
2023/03/25
日本百名山の著者で登山家の深田久弥氏の終焉の地として知られる茅ヶ岳（1704m）を、明野地区の登山口から金ヶ岳（1764m）を経て登り、千本桜公園へ下るコースガイドです。メジャーな深田記念公園からのルートに比べて登山者が少なく、金ヶ岳山頂手前の露岩からは南アルプスや八ヶ岳などが好展望のルートです。
【標準コースタイム：登り3時間00分 / 下り1時間30分】
中央道の韮崎インターチェンジを下りて県道27号線（昇仙峡ライン）を昇仙峡方面へ向かい、深田記念公園を過ぎた先より分岐する前川大明神林道を進むと千本桜林道の分岐付近に駐車スペースがあります。
前川大明神林道を1.4kmほど進むと支線林道の分岐のすぐ先に金ヶ岳の登山口があります。
※分岐する未舗装の支線林道を500mほど下るとPICA八ヶ岳明野（旧明野ふれあいの里）の入口があり、数台の駐車余地があります。
しばらくなだらかな登山道が続きます。
地元猟友会の指導標が数百mおきに設置されています。
ひと登りして前方に山頂が見えるようになると、傾斜が増して露岩が多くなってきます。
1600mの小ピークを越えて崩落地を右から巻き、ロープのかかる脆い区間を通過します。
視界が開けて茅ヶ岳や南アルプス・八ヶ岳を一望することができます。
痩せ尾根を越えると駐車地から2時間10分ほどで南面が開けた金ヶ岳の山頂（北峰）です。
鞍部へわずかに下った後、登り返すと南峰の山頂があり、観音峠方面の登山道が分岐しています。
南峰の山頂直下は茅ヶ岳を前方に見ながら急坂が続きます。
展望の良い巨岩（岩の上は苔があり滑りやすいので注意）の脇を過ぎると天然の石門をくぐります。
鞍部から登り返すと金ヶ岳から50分ほどで茅ヶ岳の山頂です。
目の前には南アルプス・鳳凰三山の稜線、隣の金ヶ岳の背後には八ヶ岳とさらにその奥には北アルプス、北東側に奥秩父の山々を見渡せます。
深田公園の尾根道方面へ下るとすぐに千本桜公園方面の分岐があります。
分岐直下は急坂となりますが、1400mピーク付近はなだらかなアップダウンが続きます。
南の尾根へ進路を変えると再び急坂となります。
下りきると平坦な道となり、しばらく進むと登山道入口の案内板がある平場に出ます。
開けた道を進むと千本桜公園の展望台（崩壊）が見えてきます。
桜並木を直線的に下ると林道につき当たります。
未舗装の千本桜林道を進むと茅ヶ岳山頂から1時間30分ほどで駐車地に戻ります。
◆茅ヶ岳（金ヶ岳～千本桜公園）の登山口駐車場情報
千本桜公園入口
明野のふれあいの里
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詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
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