陣馬山(小仏~景信山~堂所山)登山口コースガイド
2024/10/07
開けた山頂に白馬の像が設置されたかながわ景勝50選にもなっている陣馬山(855m)を、小仏峠入口から小仏コースで景信山へ登り、堂所山・明王峠を経て縦走するコースガイドです。東側の展望が良い景信山(727.1m)以外は樹林帯の稜線となりますが、アップダウンはあるものの関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)となっており歩きやすいルートです。
【標準コースタイム:登り3時間10分 / 下り2時間50分】
旧甲州街道(都道516号線)の舗装路終点より200mほど手前に景信山の登山口があります。
取付きは急な斜面から始まりますが、しばらく登るとなだらかな明るい尾根に出ます。
植林帯となり登山口から40分ほどで小下沢方面の分岐です。
植林帯を抜けて階段の急登を進むと、景信山園地トイレ脇を過ぎて分岐から15分ほどでかげ信小屋の脇に出ます。
山頂標はかげ信小屋の右奥にあり、都心方面の展望が大きく開けています。
高尾山方面に少し下った茶屋跡前からは高尾山の稜線が一望でき、樹林の隙間から富士山を見ることもできます。
山頂から縦走路へ入り笹面のなだらかな斜面を下ります。
鞍部の手前で左から景信山の巻き道が合流します。
緩やかなアップダウンが続き、送電線鉄塔脇を通過します。
673mのピークを前に稜線を辿るルートと巻き道が分岐します。
巻き道も登り基調ですぐに本道と合流します。
続くピークも巻き道が分岐します。
本道は階段で標高を上げた後、わずかに下ると巻き道と合流します。
案内板のない短い巻き道の分岐を過ぎると、景信山から50分ほどで堂所山の分岐があります。
堂所山の山頂は木の根が露出した急斜面を登り、登り切った分岐を関場峠方面へ進むとすぐにあります。
分岐に戻り三角点ピークを過ぎ、登った分を下ると堂所山の巻き道と合流します。
巻き道を進んだ場合は5分程のコースタイム短縮となります。
狭い鞍部を通過し階段の斜面を登ると、防火帯で開けた赤岩山です。
赤岩山からわずかに下ると左に底沢・相模湖駅方面の分岐があります。
すぐ先にある陣馬高原下方面の分岐が底沢峠となります。
底沢峠からなだらかに登り上げると、堂所山から30分ほどで与瀬神社・栃谷坂沢林道方面の分岐となる明王峠です。
明王峠を過ぎると樹林越しに陣馬山の山体が見えてきます。
程なく奈良子尾根や陣馬高原下方面の分岐となる奈良子峠を通過します。
763mピークは左手に巻き道があります。
緩やかなアップダウンが続き、和田峠方面の分岐があります。
なだらかな階段を登ると左手から栃谷尾根からのコースと合流、続いて山頂直下で新ハイキングコースと合流します。
明王峠から50分ほどで陣馬山の山頂です。
山頂は特に西側の展望が開け、信玄茶屋と清水茶屋の奥に奥多摩や大菩薩の山々、富士見茶屋の奥に富士山や丹沢山の山並みを見ることができます。
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