九鬼山(池ノ山コース~札金沢コース)登山口コースガイド
山梨百名山の一つで大月市の秀麗富嶽十二景にも選ばれている九鬼山(970m)を、田野倉側の札金峠入口から池ノ山コースで登り札金沢コースで下山するコースガイドです。池ノ山付近や山頂手前の天狗岩から富士山を眺められる他、山頂は北側の展望が開け大菩薩連嶺などを一望できます。
【標準コースタイム:登り1時間20分 / 下り1時間25分】
大月から国道139号を富士吉田方面へ向かい、田野倉駅を過ぎた先で富士急行線の線路を渡った奥に登山口と駐車スペースがあります。
札金沢を渡り植林帯の斜面に取り付きます。
左側の尾根筋に近づいたところで折り返して西側の尾根筋へ登り上げます。
尾根筋に出るとすぐに右側の斜面がわずかに開け、樹林越しに富士山が見えてきます。
小ピークを越えたところからは眼下のリニア実験線と富士山の並びを見ることができます。
池ノ山の三角点を過ぎると前方の樹林越しに九鬼山の山体が見えてきます。
登山口から35分ほどで禾生駅(愛宕神社)方面の分岐があります。
索道の鉄塔跡脇を過ぎて植林帯の急登となります。
傾斜が緩むと天狗岩の入口があります。
分岐からトラバース気味にわずかに進むと、狭い天狗岩から富士山と三ツ峠を望むことができます。
分岐に戻り再び急斜面を登り上げると杉山新道と合流します。
なだらかな斜面をわずかに登ると禾生駅分岐から45分ほどで九鬼山の山頂です。
山頂は北側の展望が開けている他、樹林の合間から富士山を見ることができます。
札金峠方面へ急な北東斜面を下ります。
15分ほどで鞍部まで下ると朝日小沢・諏訪神社方面の分岐があります。
進路を大きく変えてトラバース気味に進みます。
一部のガレた滑りやすい斜面にはロープが張られています。
北尾根と合流して稜線歩きとなると程なく開けた紺場休場です。
紺場休場からすぐの索道鉄塔を過ぎると九鬼山の奥に富士山を見ることができます。
725mピークを巻くように進み、朝日小沢から35分ほどで馬立山方面の分岐です。
札金峠の手前から田野倉方面へしばらく下ると林道の終点に出ます。
未舗装の林道をさらに下っていくと分岐から35分ほどで駐車地に戻ります。
◆九鬼山(池ノ山コース~札金沢コース)の登山口駐車場情報
札金峠入口
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