毛無山(不動の滝コース)登山口コースガイド
2021/05/23
二百名山の一つでもある天子山地の毛無山(1945.4m)を、朝霧高原側の麓の登山口駐車場より不動の滝見晴台を経由して登るコースガイドです。稜線まで息つく暇もない急登が続きますが、途中の展望台からは富士山や南アルプスの展望が開けます。地蔵峠コースと周回ルートをとることができます。
【標準コースタイム:登り3時間10分 / 下り2時間10分(大見岳は+往復30分)】
国道139号線(富士パノラマライン)からふもとっぱらキャンプ場の奥へ進むと舗装路の終点に有料駐車場があります。
手前のキャンプ場脇に無料の臨時駐車場もありますが、GWなどは閉鎖されることもあります。
麓宮の脇を通る未舗装林道を進み(通常は入口にチェーンゲートあり)、鉱山の粉砕機の遺構がある分岐を右折します。
左からの林道と合流した先で林道を離れて沢を渡渉します。
植林帯の登山道を進むと駐車場から15分ほどで地蔵峠コースとの分岐があります。
分岐からすぐに一部にはロープもかけられた岩がちな急登が続くようになります。
コースには尾根上に一合目から順に九合目まで標識があり目安になります。
二合目の標識を過ぎ、分岐から25分ほどで落差50mの不動の滝の見晴台があります。
(滝の直下へは先の林道を奥へ進み4つの大きな堰堤を越えて向かいます)
不動の滝見晴台以降も急登は続き、徐々に樹木越しに富士山のシルエットが見えるようになります。
四合目の標識を過ぎた先に緊急時のヘリ着陸場所となる平場があります。
不動の滝見晴台から45分ほどで尾根の中間点となる五合目です。
六合目を過ぎて樹林の奥に毛無山の稜線が見えるようになります。
登山道はさらに登り坂が続いていきまます。
七合目の先でわずかに傾斜が緩くなった後、再び岩の多い急登が続きます。
木々の間からは富士山を大きくみることができるようになります。
八合目の標識を過ぎ、ロープのかかる急登を越えると露岩の上に富士山の展望台があります。
朝霧高原の全景と共に富士山の右側には伊豆半島や駿河湾、身延山地など南部の山々、左側には御正体山や丹沢の山々を見ることができます。
さらに登り進むと稜線直前に九合目の標識があり、五合目から1時間30分ほどで稜線の分岐に出ます。
分岐のすぐ先にある岩の上が南アルプスや北アルプスの展望台となっています。
天気が良ければ聖岳から北岳までの3000m峰や仙丈ケ岳・甲斐駒ヶ岳、遥か奥に北アルプスと右手には八ヶ岳や浅間山まで見ることができます。
分岐からは稜線上の緩やかなアップダウンのある道が続き、15分ほどで広い山頂です。
山頂からは富士山方面の展望が開けています。
毛無山の最高地点となる大見岳(1964m)はさらに見晴らしの良い稜線上を進むと、15分ほど先で登山道からわずかに外れたところに山頂標があります。
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