滝子山(道証地蔵~すみ沢コース)登山口コースガイド
2020/04/15
山梨百名山かつ秀麗富嶽十二景にも選ばれている滝子山(1620m)を、大蔵沢大鹿林道の道証地蔵登山口から登るコースガイドです。すみ沢(ズミ沢)の美しい渓流や滝と山頂からの展望を味わえる人気のルートです。
【標準コースタイム:登り2時間25分 / 下り1時間45分】
中央道の大月インターチェンジより国道20号線の甲府方面へ向かい7.6kmほどで旧道へ右折(大鹿川を渡ってすぐ)、中央線の高架をくぐり分岐を右折、中央道を跨ぎます。
桜森林公園を過ぎて、大鹿林道との分岐から未舗装路を進むと道証地蔵登山口の手前に駐車余地があります。
登山道へ入るとすぐに橋で沢を渡ります。
支流脇の斜面をわずかに登ると、進路を変えてと並行するように進みます。
2つの送電線鉄塔脇を通り徐々に高度を上げていくと、南陵のバリエーションルートとの分岐を経てやがて沢との比高が縮まってきます。
沢沿いを進むようになるとすぐに三丈の滝があり、右岸へ木橋で渡ります。
しばらく沢沿いを進んだ後、急登の斜面に取り付きます。
植林帯を抜けると大鹿山(曲り沢峠)・滝子山迂回路の分岐があります。
すみ沢沿いの登山道(難路表記)を進むとすぐ、眼下に落差のあるモチガ滝を見ることができます。
沢との比高が縮まり、正面に滝が見えたら左手のロープが掛かる急斜面を巻きます。
再び沢沿いに出るとナメ滝と共に崩れやすい砂地斜面の歩きづらい箇所が連続します。
登山口から1時間20分ほどで迂回路と合流します。
(※2019年の台風19号の影響により、合流地点直前で登山道が崩落しています)
<迂回コース>
大鹿山方面へ折り返しながら登り上げていきます。
倒木の隙間から三ツ峠の後ろに富士山を見ることができます。
傾斜が緩むと登山口から1時間10分ほどで曲り沢峠方面との分岐があります。
滝子山方面のトラバース路を進むと、下り基調になってすぐに沢沿いのルートと合流します。
しばらく沢の右岸を進みます。
造林小屋跡を通り、途中で左岸へ丸太橋を渡ります。
沢沿いから離れて右手の斜面を回り込みながらに登ると大谷ヶ丸方面の巻き道分岐があります。
背後に八ヶ岳を見ることができる防火帯の広い斜面を進むと、迂回路との分岐から45分ほどでアモウ沢乗越・大谷ヶ丸の分岐があります。
分岐から滝子山に向かって登るとすぐに水が湧く小さな鎮西ヶ池と白縫神社の祠があります。
滝子山の山頂を左手へ巻くように進むと初狩駅方面の分岐です。
最後に急登を進むと大谷ヶ丸の分岐から20分ほどで滝子山の山頂です。
山頂からは南側の富士山や道志山塊、北側の大菩薩連嶺や奥秩父山塊がよく見渡せます。
◆滝子山(道証地蔵~すみ沢コース)の登山口駐車場情報
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