北横岳(大河原峠~双子池)登山口コースガイド
北八ヶ岳の横岳=北横岳(2480m)を、蓼科スカイラインの最高地点となる大河原峠(2090m)から双子山・双子池・亀甲池を経て登るコースガイドです。展望の良い双子山や水面に映る森林が美しい双子池、苔むした原生林など景観の変化に富み、大岳や天祥寺原などのルートと組み合わせることも可能です。
【標準コースタイム:登り2時間50分 / 下り2時間40分(天祥寺原経由は2時間15分)】
諏訪より白樺湖の奥にある白樺高原(白樺牧場下)を経て蓼科スカイラインを進みます。
七合目登山口の先までは片側一車線の走りやすい道、そこから峠までの林道区間も舗装路が続き、峠には予約営業の大河原ヒュッテや季節営業のカフェADAMO、トイレが設置されています。
(佐久側の区間も大部分は片側一車線の走りやすい道が続きます)
双子山の登山口は大河原峠の案内板裏手の左側にあります。
笹原に岩の転がるなだらかな登山道が続きます。
20分ほどで双子山の山頂です。
右手には蓼科山と北横岳を見渡すことができます。
草原状の広い山頂を進むと双子池に向かって樹林帯の中を下ります。
やがて笹が深くなり双子山から30分ほどで双子池ヒュッテの分岐です。
ヒュッテの奥には飲料水として利用される双子池の雄池、反対側には雌池があります。
雌池の周辺は双子池キャンプ場の幕営地となっています。
池畔の登山道は増水時は水没することもあり迂回路が設けられます。
雌池の西端から亀甲池に向かっては小さな峠越えとなります。
笹原が広がるようになると亀甲池が見えてきます。
双子池から40分ほどで天祥寺原方面の分岐があります。
亀甲池を過ぎると北横岳に向かって登り一辺倒となります。
登山道は苔深い樹林帯の中を折り返しながら進みます。
大岩の脇を過ぎた先では樹林の隙間から双子山を見ることができます。
山頂直下まで樹林帯が続き、ヒカリゴケも見つけることができます。
森林限界を越えると山頂間近です。
亀甲池から1時間20分ほどで横岳神社の祠がある北横岳(北峰)の山頂です。
山頂からは蓼科山をはじめ、双子山の奥には北アルプスを一望することができます。
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大河原峠
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