ハマイバ・大蔵高丸(景徳院~曲り沢峠)登山口コースガイド
大菩薩連嶺の南部にあり秀麗富嶽十二景にも選ばれているハマイバ丸(破魔射場丸/1752m)と大蔵高丸(1781m)を、武田家終焉の地とされる景徳院から曲り沢峠に登り大谷ヶ丸を経て縦走するコースガイドです。ハマイバ丸から往復1時間となりますが、大蔵高丸までは展望が開けた草原状の気持ちよい稜線が続きます。
【標準コースタイム:登り5時間5分 / 下り3時間50分】

中央道の勝沼インターチェンジより国道20号線の東京・大月方面へ向かい、笹子トンネル手前の景徳院入口の交差点を左折して1.3kmほど進むと左手に駐車場があります。
曲り沢峠へ最短で目指すルートと送電線巡視道で大鹿山を経由するルートがあります(後述)。


景徳院の山門をくぐり、左手の道を進んだ先のT字路に登山道の入口があります。



法面上の小径を進むと短く折り返して左からの道と合流し、尾根筋を回り込むように進みます。


尾根に乗るとしばらくはなだらかな道が続きます。



大鹿山の直下は急斜面となりますが、途中から左側をトラバースするように進むと1時間40分ほどで稜線の分岐に至ります。




<送電線巡視道/大鹿山経由>
景徳院脇の車道より坂を登り上げると民家を通り抜けるかたちで登山口があります。


法面の上に出ると害獣防止柵を開閉して鳥居をくぐります。


程なく氷川神社の前を通り尾根を目指すように植林帯の斜面を登ります。



なだらかな尾根に出ると送電線鉄塔の右脇を2回通過し、小ピークの右側をかわすように進みます。



わずかに下って送電線鉄塔の真下をくぐると、階段の急登区間が続きます。



再びなだらかな尾根に出て右側に送電線鉄塔を見送り、登山口から1時間40分ほどで大鹿峠の上部に至ります。



すぐに小ピークの送電線鉄塔をくぐり、鞍部へわずかに下ると大鹿山の急斜面に取り付きます。


大鹿山の山頂標を過ぎ、平らかな山頂から下ると20分ほどで景徳院からのルートと合流します。


オッ立をトラバースするように進むと15分ほどで曲り沢峠(平ツ沢峠)に至ります。


落葉樹林の広い尾根を登ると小さなピークで右に折れてわずかに下ります。
鞍部から再び登ると曲り沢峠から25分ほどでコンドウ丸の山頂標があります。



なだらかなアップダウンがしばらく続きます。
踏み跡は比較的はっきりしていますが、誤った踏み跡に入らないよう注意が必要です。


深い谷筋を過ぎて進路を北に変えると急登が続き、コンドウ丸から1時間ほどで大谷ヶ丸の山頂です。
展望は利きませんが、樹林越しに甲府市街と南アルプスをわずかに見ることができます。





山頂と山頂直下で滝子山方面の道がそれぞれ分岐します。
正面の小ピークに対して右に折れて急坂を下ると15分ほどで米背負峠です。



1626mのピークを越えるとなだらかなアップダウンとなり峠から20分ほどで道脇に高さ3mほどの天下石があります。



天下石を過ぎると疎林となり視界が開けます。
手前の小さなピークは砂地の急登で滑りやすいので注意が必要です。


ピークからは丹沢や道志山塊、奥多摩方面と雁ヶ腹摺山などが一望できます。


ハマイバの山頂に近づくとスズタケの覆う急登となり、樹林の合間から南アルプスが見えます。



傾斜が緩むと露岩の斜面となり背後に富士山が大きく見えるようになります。
天下石から40分ほどでハマイバ丸(破魔射場丸)の山頂です。




山頂を過ぎると植生保護のロープが張られた平坦な道となり、奥に黒岳を見渡す草原状の稜線からは南アルプスも一望できるようになります。




植生保護のゲートを2度通過し、緩やかに登り上げるとハマイバから30分ほどで大蔵高丸の山頂です。



開けた山頂からは端正な富士山と右手には草原越しに甲府盆地と南アルプスの稜線、ハマイバ丸の左手には道志山塊や丹沢の山々が見渡せます。




(レポート:登山口ナビ 吉田 岳)
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