大室山(道志の湯~加入道山) 登山口コースガイド
2021/01/26
山梨百名山の一つでもある西丹沢の大室山(1587.4m)を、道志の湯の奥にある加入道山登山口から白石峠方面へ登り稜線を縦走するコースガイドです。道志村から登るルートとしては最も登山道がわかりやすく、大室山の西斜面からは富士山などの展望も楽しむことができます。
【標準コースタイム:登り3時間25分 / 下り2時間50分】
国道413号線(道志みち)より道志の湯へ向かい、300mほど先の分岐を左折すると加入道山の登山口と駐車場があります。
沢を渡ると横浜市の水源林となり、途中2ヶ所で害獣防止柵のゲートを開閉して緩やかに登り進みます。
水源林を過ぎると湯花ノ沢沿いの高巻きとなります。
途中の崩落箇所を巻き、登山口から40分ほどで東屋があります。
(右手に分岐する道で沢沿いの水場に下ることができます)
東屋からは部分的に急登区間もある尾根筋へ登り上げていきます。
樹林が開けたところからは鳥ノ胸山の奥に御正体山が見えるようになります。
植林帯に入ると左手に尾根を直登する踏み跡が分岐しますが、急傾斜かつ不明瞭です。
植林帯を過ぎてトラバース気味に進むと、崩れやすい斜面と沢の源流を横断します。
沢の横断箇所を過ぎると、樹林が開けた場所から富士山を見ることができます。
白石峠の手前で崩落があり登山道は高巻きの道に付け替えられています。
東屋から1時間ほどで白石峠より300m上方の稜線分岐に出ます。
分岐からは右手に大室山を見ながら10分ほどで避難小屋のある加入道山の山頂です。
山頂は広さはあるものの樹林に囲まれ展望はありません。
植生保護柵沿いのなだらかな斜面から階段で鞍部(馬場峠)に下ります。
階段を登り返せば加入道山から15分ほどで前大室のピークです。
再び鞍部の破風口へと下ります。
鞍部付近は急峻で滑りやすくなっています。
階段も整備された急斜面を登り進むと、視界が開けて加入道山の奥に富士山や南アルプスを見ることができます。
1543mのピークが近づくと木間から奥多摩や奥秩父、市街地方面が見えるようになります。
ピーク付近はなだらかな木道が続きます。
前大室から1時間10分ほどで犬越路方面との分岐です。
南西側の開けたところからは檜洞丸の石棚山稜、箱根、富士山、加入道山の背後に南アルプスを見渡せます。
分岐から大室山まではなだらかな稜線を5分ほど進んだところにあります。
山頂からは道志村の大室指や久保吊橋方面、県界尾根・日陰沢新道への道が分岐しています。
◆大室山(道志の湯~加入道山)の登山口駐車場情報
加入道山登山口
◆近隣の登山口コースガイド
大室山(白石峠~加入道山)登山口コースガイド
大室山(用木沢出合~犬越路)登山口コースガイド
大室山(日陰沢橋~犬越路コース) 登山口コースガイド
大室山(日陰沢新道コース) 登山口コースガイド
大室山(折花橋~鐘撞山)登山口コースガイド
◆登山口ナビでは、大室山(道志の湯~加入道山)のガイドも承っています。
詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
<その他の登山口コースガイド>