三頭山（ムロクボ尾根）登山口コースガイド
2025/11/29
奥多摩三山の一つで三百名山でもある三頭山（1531m）を、奥多摩湖西部の深山橋を起点にムロクボ尾根（丸山尾根）経由で登るコースガイドです。奥多摩周遊道路の川野駐車場を利用してヌカザス尾根と組み合わせることも可能です。
【標準コースタイム：登り3時間25分 / 下り2時間40分】
国道411号（青梅街道）と国道139号が交差する深山橋付近に無料駐車場があります。
奥多摩周遊道路の三頭橋を渡るとたもとに登山口があります。
川野駐車場は奥多摩周遊道路のゲート先にあるため、4月から9月までは8時～19時、10月から3月までは9時～18時の通行可能時間内のみ利用が可能です。
法面上の急斜面を登るとすぐに丸山尾根のプレートがかかる尾根筋に出ます。
通行止となっているトラバースの踏み跡を右に見送ります。
急斜面を折り返しながら登り上げ、左からの尾根と合流すると丸山山頂の古いプレートがあります。
しばらくなだらかなアップダウンが続きます。
ロープの張られたピークを過ぎ、植林と落葉樹の混在する斜面を登り上げていきます。
最後はツネの泣坂と呼ばれる急登区間となり、補助ロープを登りきると深山橋から2時間ほどでヌカザス尾根に合流します。
分岐を過ぎて鞍部からロープの張られた急斜面となります。
急斜面を越えて入小沢ノ峰のピークからわずかに下ると玉川キャンプ村方面へ下る作業道の分岐があります。
三頭山を正面にしばらくなだらかな道が続き、ヌカザス尾根の分岐から50分ほどで鶴峠分岐です。
三頭山方面へ進むと正規ルートはピーク手前で左手へ巻いて進みます。
（傾斜は険しくないため直登も可能）
鶴峠分岐から30分ほどで西峰と中央峰の鞍部となる御堂峠です。
向かって右の階段を進むとメインの山頂標がある西峰（1524.5m）です。
山頂は樹林に囲まれますが、富士山方面と鷹ノ巣山方面の展望があります。
御堂峠へ戻り反対側の階段を進むと最高峰となる中央峰（1531m）とすぐ奥に東峰（1527.5m）の山頂標があります。
東峰の奥には展望台があり、大岳山や市街方面を望むことができます。
（レポート：登山口ナビ 吉田 岳）
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