三頭山(ヌカザス尾根)登山口コースガイド
2021/02/21
奥多摩三山の一つで三百名山でもある三頭山(1531m)を、奥多摩湖西部の峰谷橋から麦山の浮橋を渡りヌカザス尾根経由で登るコースガイドです。サイグチ沢コースと山のふるさと村から湖畔の小道とで周回ルートをとることも可能です。
【標準コースタイム:登り3時間35分 / 下り2時間40分】
国道411号(青梅街道)沿いにある峰谷橋の駐車場※を出て橋の先の馬頭トンネルをくぐると、左側に麦山の浮橋(ドラム缶橋)入口があります。
※駐車場は台数が限られるため、奥多摩周遊道路の川野駐車場の方が利用しやすいです。
奥多摩湖の南岸を結ぶ浮橋は、荒天・積雪時や水位が低い場合は通行止となることがあります。
浮橋を渡り奥多摩湖畔の小道(山のふるさと村遊歩道)を東へ向かうと周遊道路へ上がる分岐があります。道路を右手へ進むと斜面側に三頭の名水(水場)があります。
800mほど周遊道路を進むとヌカザス尾根の登山口があります。
しばらく植林帯の歩きやすい登山道が続きます。
次第に落葉樹も見られるようになり、なだらかな登りが続くようになると峰谷橋から1時間10分ほどでイヨ山のピークです。
イヨ山のピークからはアップダウンが続きます。
ヌカザス山の直下は急登となります。
補助ロープのかかる箇所を過ぎてピークを右へわずかに巻くとヌカザス山の山頂標があります。
イヨ山から1時間ほど、ヌカザス山のピークからわずかに下るとムロクボ尾根の分岐点です。
分岐を過ぎて鞍部からオツネノ泣坂と呼ばれるロープの張られた急登区間となります。
オツネノ泣坂を越えて入小沢ノ峰のピークからわずかに下ると玉川キャンプ村方面へ下る作業道の分岐があります。
三頭山を正面にしばらくなだらかな道が続き、ムロクボ尾根の分岐から50分ほどで鶴峠分岐です。
三頭山方面へ進むと正規ルートはピーク手前で左手へ巻いて進みます。
(傾斜は険しくないため直登も可能)
鶴峠分岐から30分ほどで西峰と中央峰の鞍部となる御堂峠です。
向かって右の階段を進むとメインの山頂標がある西峰(1524.5m)です。
山頂は樹林に囲まれますが、富士山方面と鷹ノ巣山方面の展望があります。
御堂峠へ戻り反対側の階段を進むと最高峰となる中央峰(1531m)とすぐ奥に東峰(1527.5m)の山頂標があります。
東峰の奥には展望台があり、大岳山や市街方面を望むことができます。
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峰谷橋
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