大菩薩嶺(小菅大菩薩道) 登山口コースガイド
2023/12/08
百名山の一つ大菩薩嶺(2056.9m)を、小菅林道奥部の日向沢登山口(もしくは赤沢登山口)から小菅大菩薩道で大菩薩峠へ登り、展望の良い稜線歩きを経て大菩薩嶺の山頂を目指すコースガイドです。林道は未舗装区間があり上日川峠に比べると登山者は少ないものの、登山道はなだらかで歩きやすいルートが続きます。
【標準コースタイム:登り3時間35分 / 下り2時間40分】
小菅村役場前より県道508号線を進み、白糸の滝の駐車場を過ぎて小菅林道に接続します。
雄滝の駐車場を過ぎ、日向沢登山口のさらに奥の終点部に数台の駐車スペースがあります。
日向沢沿いの急登から折り返して尾根に向かって高度を上げていきます。
15分ほどで赤沢登山口からのルートと合流します。
雄滝駐車場の手前にある赤沢登山口から分岐までは50分ほどです。
(登山口を過ぎたすぐ先の路肩に数台の駐車余地があります)
尾根上はなだらかな幅の広い登山道が続きます。
整備された植林帯に入るとノーメダワ方面(丹波大菩薩道)の分岐があります。
小さな沢を跨ぎ尾根道から南方向のトラバース道となります。
途中の木間からは奥多摩方面の山々が見渡せます。
尾根筋を回り込み西へ進路を変えると崩落地を木橋で渡ります。
日向沢分岐から1時間30分ほどで丹波大菩薩道と合流するかつては小屋があったフルコンバです。
フルコンバからも尾根の南を巻くように進みます。
荷渡し場と呼ばれる牛ノ寝通りへ向かう古い登山道との分岐を通過します。
苔むした岩が見られるようになり再び進路を南へとると、フルコンバから45分ほどで介山荘のある大菩薩峠に至ります。
大菩薩峠からも南アルプスを見ることができますが、すぐの親不知ノ頭までひと登りするとさらに富士山方面の展望も開けます。
親不知ノ頭からわずかに下ると避難小屋のある賽ノ河原(旧峠)です。
登山道は妙見ノ頭を巻くように進みますが、途中よりピークへの踏み跡が続いています。
狭い山頂ながら北側の雲取山や笠取山など奥秩父の山々を見ることができます。
小ピークを越えてなだらかな道を進むと富士見新道との合流点となる2000m標柱があります。
標柱のすぐ先には展望スポットの神部岩があります。
さらに稜線を進むと、大菩薩峠から55分ほどで唐松尾根の分岐点となる雷岩です。
大菩薩嶺の山頂は分岐からさらに10分ほど進んだ樹林帯の中にあります。
◆大菩薩嶺(小菅大菩薩道) 登山口コースガイドの登山口駐車場情報
日向沢登山口
雄滝
赤沢登山口
白糸の滝
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◆大菩薩嶺(小菅大菩薩道)のガイドも承っています。
詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
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