檜洞丸（西丹沢県民の森～石棚山稜）登山口コースガイド
2023/01/03
西丹沢の最高峰となる檜洞丸（1601m）を、丹沢湖東部の玄倉から西丹沢県民の森を経て石棚山稜で登るコースガイドです。林道歩きが長く石棚山までは急登が続きますが、稜線は歩きやすい道となり見晴らしが開けたところからは富士山や南アルプスも一望できます。
【標準コースタイム：登り5時間10分 / 下り3時間55分】
西丹沢県民の森にアクセスする仲ノ沢林道は一般車の通行が禁止されているため、旧丹沢湖ビジターセンター付近の玄倉駐車場を利用します。
県道の終点から玄倉林道を進みます。
玄倉第1発電所や採石場の脇を過ぎ40分ほどで林道の分岐点となる小川谷出合です。
奥に檜洞丸を見ながら左の仲ノ沢林道を進みます。
林道の分岐から50分ほどで穴ノ平橋を渡ると西丹沢県民の森の遊歩道入口があります。
東屋の脇を通り遊歩道を奥へと進みます。
東屋の先で谷筋から大正の森を進む中央通りと尾根道に分岐します。
右の尾根道を進むと、短い階段を通過してベンチの設置された尾根に出ます。
尾根道を進むと北に折れた後、両側を植生保護柵に挟まれた区間を抜けると中央通りからのルートと合流します。
防火用水置き場の脇を通り植林帯の急斜面を登ります。
やがて植林帯を抜けて急登を進むと西丹沢県民の森入口から1時間50分ほどで箒沢公園橋からのコースと合流します。
分岐からすぐに石棚山の山頂標があります。
しばらくは左手に大室山の山体を見ながら、なだらかで歩きやすい道が続きます。
植生保護柵が整備された区間の先では同角山稜越しに丹沢山や塔ノ岳を見ることができます。
テシロの頭を超えると樹林の奥に檜洞丸の山体が見えてきます。
石棚山から50分ほどで同角山稜・ユーシン方面の分岐があります。
登り進むと左手の崩壊地上部からは大室山の左側に南アルプスの稜線を見ることができます。
さらに先の崩壊地上部からは富士山もよく見渡すことができます。
ユーシンの分岐から15分ほどでツツジ新道と合流します。
その先は山頂まで木工道と階段の整備された道が続きます。
ツツジ新道の分岐から25分ほどで檜洞丸の山頂です。
山頂は樹林に囲まれて展望はありませんが、犬越路方面へわずかに下ると西側から北側の展望が開けています。
正面には大室山への稜線、右手に大菩薩嶺や雲取山に奥多摩の山々、左手には西丹沢の山並みと富士山、天気がよければ背後には南アルプスまで見渡すことができます。
さらに山頂東側の臼ヶ岳方面へ150mほど下った青ヶ岳山荘付近からは樹林越しに蛭ヶ岳や丹沢山などの主脈の山々や、天気が良ければ市街地の奥には筑波山を見ることもできます。
◆檜洞丸（西丹沢県民の森～石棚山稜）の登山口駐車場情報
玄倉
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◆登山口ナビでは、檜洞丸（西丹沢県民の森～石棚山稜）のガイドも承っています。
詳細は登山口ガイド受付ページをご覧ください。
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