大室山(茅ノ尾根)登山口コースガイド
山梨百名山の一つでもある西丹沢の大室山(1587.4m)を、道志村の野原吊橋から茅ノ尾根経由で登るコースガイドです。久保吊橋付近の登山口から尾根に登るルートが一般的ですが、野原吊橋付近の尾根を直登するバリエーションルートもあります。
【標準コースタイム:登り3時間10分 / 下り2時間00分】
国道413号線(道志みち)の神奈川県と山梨県の県境付近より4.3kmほど道志へ進むと、道路沿いに渓谷遊歩道駐車場があります。
駐車場のすぐ裏手にある野原吊橋を渡ります。
吊橋のすぐ奥でコンクリートが途切れるので、右側の渓谷遊歩道を進みます。
(後述する尾根の直登ルートは植林帯を直進します)
広場を通り小さな沢を木橋で跨ぐと久保吊橋の手前に登山口があります。
踏み跡のわかりにくい平場を進み斜面に取り付きます。
送電線を見て尾根筋に登り上げ、しばらく送電線を見ながら植林帯の中を進みます。
送電線のつながる雨量計を過ぎて急斜面を登ります。
登山口から1時間ほどで大渡方面からのルートと合流する久保分岐です。
しばらく急登が続きます。
植林帯を抜けると傾斜が緩み、右からの尾根の出合付近をやや左から巻くように進みます。
標高1131m付近で緩斜面が続いた後、踏み跡のやや薄い植林帯を通過します。
再び落葉樹林帯となり広い尾根を登り上げていきます。
山頂手前の植生保護柵沿いで鐘撞山方面からのルートと合流します。
久保分岐から2時間10分ほどで大室山の山頂です。
山頂からは道志村の大室指や久保吊橋方面、県界尾根・日陰沢新道への道が分岐しています。
山頂は見晴らしが利きませんが、5分ほど進んだところに加入道山との分岐点があり、南西側の開けたところからは檜洞丸の石棚山稜、箱根、富士山、加入道山の背後に南アルプスを見ることができます。
<野原吊橋から尾根直登ルート>
渓谷遊歩道の分岐を直進して左手に沢筋が見えたら右の尾根に取り付きます。
しばらく急傾斜の尾根を直登します。
植林帯を抜けると傾斜が緩みます。
左側からの尾根の合流点付近には手書きのプレートが掲げられています。
さらにひと登りすると大渡方面のルートと合流します。
合流点付近にも手書きのプレートがあります。
分岐からは歩きやすい尾根道を進むと間もなく久保分岐です。
◆大室山(茅ノ尾根)の登山口駐車場情報
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