檜洞丸(日陰沢橋~ヤタ尾根)登山口コースガイド
2025/01/03
西丹沢の最高峰となる檜洞丸(1601m)を、神ノ川ヒュッテのある日陰沢橋から神の川林道を経てヤタ尾根で登る最短ルートのコースガイドです。尾根は単調な登りが続きますが稜線から山頂手前もかけては富士山など西側の雄大な展望が開け、犬越路からの縦走コースとで周回ルートをとることもできます。
【標準コースタイム:登り3時間25分 / 下り2時間25分】
国道413号線(道志みち)の神奈川県と山梨県の県境付近より、うらたんざわ渓流釣場の案内板で神の川林道(神奈川県道73号線)へ進みます。日陰沢の神ノ川ヒュッテの有料駐車場か日陰沢橋手前のスペースに車を停めます。
日陰沢には公衆トイレも設置されていますが、冬期は閉鎖となります。
すぐ先の車両通行止ゲートの脇を通り、しばらく林道を進みます。
15分ほどでヤタ尾根が右手に見え、矢駄沢橋を渡った先に登山口があります。
尾根に出て植林帯の急斜面を細かく折り返しながら登り上げていくと神の川林道を横断します。
露岩の痩せ尾根を過ぎて木階段を登ると尾根の肩に出ます。
しばらくなだらかな道を進み、熊笹ノ峰までの中間地点を過ぎると再び急登区間となります。
植林帯を抜けて緩斜面となり、植生保護柵沿いに進みます。
やがて左側から合流する尾根に乗り換え、階段の断続する笹の急斜面を登ります。
稜線が近づき再び両側に植生保護柵が並ぶと、登山口から2時間30分ほどで富士山の眺望が良い大笄(おおこうげ)と熊笹ノ峰の鞍部に出ます。
すぐに熊笹ノ峰のピークを越えて、続く小ピークを右手(西側)から巻きます。
さらに小さなピークを越えると山頂が目の前に迫ってきます。
山頂直前の階段からは西側から北側の展望が開けています。
正面には大室山への稜線、右手に大菩薩嶺や雲取山に奥多摩の山々、左手には西丹沢の山並みと富士山、天気がよければ背後には南アルプスまで見渡すことができます。
ヤタ尾根の分岐から40分ほどで檜洞丸(別名・青ヶ岳)の山頂です。
山頂はブナ林に遮られ見晴しはありませんが、東側の臼ヶ岳方面へ150mほど下った青ヶ岳山荘付近からは樹林越しに蛭ヶ岳や丹沢山などの主脈の山々や、天気が良ければ市街地の奥には筑波山を見ることもできます。
◆檜洞丸(日陰沢橋~ヤタ尾根コース)の登山口駐車場情報
日陰沢橋
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